"Invisible Diary" 中村海斗
中村海斗は、魚返明未のレギュラートリオのメンバーというのが個人的には馴染み深いところ。
その近作は下記
そのトリオの面々が参加している森田修史の新作が、最近の話題作になると思う。
"See you on the other side" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/513519282.html )
彼の2作めのリーダー作がリリースされたので、速攻買いを決めています。
前作の紹介は
"BLAQUE DAWN" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/499021152.html )
メンツは、魚返トリオの盟友高橋陸のベースに、フロントは前作同様に佐々木梨子のアルトを起用、そして加藤一平が入る!
中村海斗(Ds)、佐々木梨子(As)、布施音人(P)、高橋陸(B)、加藤一平(G:1-3,7-9)
演奏曲はすべて中村海斗のオリジナルで全部で9曲
1.Endless Spring Vacation
2.Withdraw
3.バルバロ
4.Little Warm Winter
5.Part 1. Hometown
6.Part 2. Unpredictable Inevitability
7.Part 3. Dada's Hands
8.Part 4. Memorial Days
9.Part 5. <(%9 2(<8%¥%××〒6
16ビート,8ビートを基に置いたような感じではあるが、このビート感を崩す音が随所に散りばめられ、フリー濃度濃いめなサウンドに仕上がっていて、ちょっとドロりとした気配をも感じさせる
中村のドラムが曲の展開によって自由度の高いドラミングから、演奏を鼓舞するようなビート感、
さらには全体をまとめ上げてゆくようなドラミングと、音数は多めってことになると思うが多彩に変幻自在な表情を見せてくる
フロントを担うのは佐々木のアルトになるが、叫ぶような音色の咆哮がある種の緊張感を呼び起こし、全体のテンションを上げていくような感じで、このバンドにこのサックスは見事にハマっている
クオリティの高いサウンドを披露している
布施のピアノが、キラキラとしたサウンドを響かせながら、それでいて全体の雰囲気を落ち着かせる方向に作用しているような感じ
これは高橋のベースがメロディアスなフレーズを交えながら、それでいてガッチリと下支えをしているのとともにリズムの強靭さに繋がっている
前半と後半の3曲ずつ加藤のギターが入ってくるが、あの独特の加藤のサウンドを入れてきているが、
そのインパクトの強さは強烈で、すべての曲に入るとその影響力の強さにアルバムの方向性が変わって主役が誰なのか分からなくなりそうなくらい
しかしこのサウンドはいつどういう状況で聴いても痺れる
ピアノ、ベースのたっぷりとしたソロが用意された曲もあり、メンバー各自の演奏もしっかり楽しめるところは中村のやさしさなんじゃないかと思う。
ベストは8曲めでしょう。
"Invisible Diary" 中村海斗 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0DT4BPTCY/ )
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