小松悠人カルテット(20250430)

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ライブをよく見ている永武幹子、伊地知大輔の両名が参加している小松悠人の新作(下記)が5/14にリリースされます。
その後、このアルバムのレコ発ツアーをやっていることを知り、その最後が新宿Pit Innでありタイミング的に行けることがわかったのでいそいそと出かけてきました。
開場10分前に着いて、前に7~8人は待っていました。

ステージは、いつもの新宿Pit Innでのセッティングとおり、左にピアノ、右にドラム、中央奥にベース、その手前に小松悠人が立つ配置。
メンツはアルバムと同じで以下のとおり。ドラムの力武誠を生で聴くのは10年以上ぶり
小松悠人(Tp)、永武幹子(P)、伊地知大輔(B)、力武誠(Ds)

定刻を10分も過ぎたところで開演。アルバムに収録されている曲を中心とした選曲。
小松のトランペットは、溌剌とした強めの吹奏がとくに魅力的に響いていた。
ハイノートも駆使し、速いフレーズも溌剌とした音色でバッチリこなしていくのは、実に痛快。
その分、繊細な音出しの場面では少し粗さもみられるようだったが、それが味わいに繋がっているようにも感じられた
全体にメロディアス、スウィンギーなサウンドイメージな曲が並んでいるため、永武もフリー要素はほとんど封印してメロディアスな演奏でエモーショナルな演奏をアグレッシブに弾きこなし、多彩な表現なソロもバッキングもたっぷりと楽しませてもらった。
久々に聴く力武のドラム。
これまでは、音数過多のやかましいドラミングという印象(ゴメン)だったが、今日の演奏を聴いていたら自然と旋律が思い浮かんできて、メロディを想起させるような唄心のあるドラミングであることをひしひしと感じた。
この唄心を魅せるためには必要な音数だということを実感できて、この期に及んで(恥)力武の真骨頂を実感した次第。
伊地知のベースは、いつものように冷静にリズムをしっかり刻んでペースメーカーを担っているようで、速いテンポでも丁寧な運指でしっかりとスウィング感を出しているところが、なんだかんだ凄いなと感じながら聴いていた。

小松が、いくつかの曲で開始時に後ろを向いたままイントロを聞くのは、展開の指示をしてそうでもしかしたらただの演出かと思ってみたり..。
自身のテーマ演奏のあと、次のソロ奏者をトランペットを向けて紹介し、終わったところで手を差し向けて拍手を促すさまがわかりやすくて好感触。
こういうさりげない客いじりって実は大切なんじゃないかと思ってみたり..。

お客さんは最終的に4〜50人くらいいたんじゃないかと思う、かなりの客入りでした。
1st 50分くらい、2nd 45分くらいでそれぞれ5曲ずつくらいの演奏に、アンコールにも応えてくれ満足度の高いライブを堪能させてもらいました。
終演後、永武さんが声かけてくれて、「Pit Inn珍しいですよね、国立にいるかと思ったw」なんて言われたところで、辞してきました

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