"Open Roads" Romain Pilon

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Romain Pilonのリーダー作を聴くのはこれが4枚め。
 "Ny3" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/472950777.html ) こっちは2011年の作品
"Copper"は、ゲストにPierre de Bethmann、Seamus Blakeが入っていたのがきっかけで聴いたんですが、"Ny3"は、Matt Brewer, Colin Stranahan、"Falling Grace"はJeff Ballardとなかなかいいメンツを揃えているところが興味深い。
そして本作では、Orlando Le FlemingにMark Whitfield, Jr.とやっぱり絶妙な布陣を揃えてきている。

メンツは、そのトリオを中心に管が客演しているような構成
Romain Pilon(G)、Orlando Le Fleming(B)、Mark Whitfield, Jr.(Ds)
Jean-Paul Estievenart(Tp:1,2,4,7)、Alexis Valet(Vib:1,2,4,7)

演奏曲はすべてRomain Pilonのオリジナルで全部で8曲
1. Open Roads
2. Long Story Short
3. Thirty Years After
4. Ready For Cooky
5. Good People
6. Tulsa
7. What's in the Way Is the Way
8. Now It Begins

非4ビート多めではあるが、リズムははっきりわかる程度には明確。
が、展開にメリハリをつけたアレンジがなかなか難解で、一筋縄ではいかないようなところもある。
個々にはわかりやすいと感じられるフレーズが使われているが、全体としてはあまり明瞭感があるわけではない。
そんな主旋律を持った曲が並ぶ
ソロになると、そういう意味では凝った音作りというよりは、よりオーソドックスなサウンドになっており、この辺のバランスのとり方は難しいと思うが、もう少し調整の余地はありそう
Mark Whitfield, Jr.のタイトだがあまり叩きすぎない、それでいて煽るようなアグレッシブ感はあるドラム、
Romain Pilonのギターの若干内向的だが気持ちよく良く歌うギターの柔らかめな音色との対比が見事。
客演勢も、いずれも癒し感を感じさせるフレーズを奏でてはいるが、Alexis Valetのビブラフォンの音色がコツコツしたものであるのに対して、Jean-Paul Estievenartのトランペットは、柔めな音色を丁寧に奏でることで対比をつける。
ここでも、柔と剛、硬と軟、鋭角と鈍角みたいな構図を見せているのは、聴く耳を偏らせないように作用しているようで、このあたりはよく考えてアレンジしているのかもしれない

ベストは2曲めでしょう

"Open Roads" Romain Pilon (https://www.amazon.co.jp/dp/B0DW9LK3FM/ )

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