"Beingness" Dave Liebman
Dave Liebmanはいま79歳らしいが、コンスタントにアルバムを出していて、まだまだ元気なんだなと
近作で自blogで紹介しているのは下記。
"Lost In Time Live At Smalls" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/498924679.html )
他にも未聴だが以下のような近作が見つかる。
後者はBen Monder, John Hebertとのトリオで、ちょろっと聴いたらバラード系スタンダード集でなかなか良さそう
"New Now" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0BM4XHLZD/ )
"Trust and Honesty" (https://www.amazon.com/dp/B0B7L1DWL7/ )
本作のメンツは以下のとおり。トリオ編成ではあるが楽器を見れば打楽器とのデュオという様相であることがわかる。
Dave Liebman(Ss, Fl)、Billy Hart(Ds)、Adam Rudolph(Per)
演奏曲は以下のとおりで、すべて3者共作のオリジナルでよさそうです。
1.Unfolding 07:27
2.Transmutation 07:09
3.Intent 05:50
4.Pathways 09:05
5.Beingness 02:45
6.Refractions 07:50
7.Transparent to Transcendence 06:44
8.Remembering the Future 09:24
9.Mystique 05:19
繊細かつ大胆に音を出し続けるドラムスとパーカッション
パーカッションはコンガとかタブラとかを多用しての低めの音を多く出している
曲によっては、カリンバとか他の鳴り物も。
ドラムは、リムを打つ音とシンバルとかで高めな音を多めに出しつつ、バスドラで低い音を足すような感じ。
アフリカなリズムという感じでもなく、さりとてフリーに即興しまくっているようなカオスにも陥らず、延々と淡々と打ち鳴らすように打楽器が鳴り続ける。
そんな音空間に、深遠な音を必要最小限だけ鳴らしてくるのがDave Liebmanのサックス。
年齢から登場頻度は低いだろうと予想していたが、案の定打楽器が延々なり続ける場面が長くなっている。
ただ、サックスの存在感はかなりのものがある。
7曲めだけはピアノとのデュオで、これはアクセント的位置付けか。
ベストは3曲めにしましょう
"Beingness" Dave Liebman (https://www.amazon.co.jp/dp/B0F9S9NVK8/ )
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