"THE WORLD" BOCCO
このジャケで、BOCCOというバンド名だけだと??となるが、メンツをみればこれは食指を動かされる面々で、どんなサウンドがでてくるか興味津々
ってことで買い込んできた次第。
メンツは、中央線ジャズではおなじみの下記面々。
とはいえ、ドラムの斉藤良は自blogを漁ると1枚しか出てこないので、他の面々よりは馴染みが少ない人でした。
石渡明廣(G)、松原慎之介(As)、落合康介(B)、斉藤良(Ds)
演奏曲はすべて石渡のオリジナルで全部で6曲
1. Wednesday
2. Round Steps
3. 凪
4. A-Zone
5. Cypher
6. Grandpa’s Dream
8ビートを中心とした選曲で、バラードが2曲、5曲めは4ビート
音色的には浮遊感のある石渡のギターに音色は硬めな松原のサックスとの対比が映えるようなもの。
演奏自体は、両人とも切れ味の良い速いフレーズを駆使したテンションの高い演奏ではあるが、キレの良い技を駆使する石渡に対して、エモーショナルに歌心のある松原のサックスという構図にはなっていて、この対比が良い感じにはまっているところが大いなる聴きどころになっている印象。
3曲め6曲めがバラードで、ここでも味わい深いサックスとギターをたっぷりと堪能することができる
3曲めでの落合のベースソロ、他でもメロディアスでよく歌うベースを聴かせているが、ここでのソロが秀逸で聴き惚れる
5曲めの4ビートが、高速4ビートでドラムとベースのグルーヴ感のあるリズムにのっかって石渡のギターが冴えわたる。
これがまた燃える萌える。
ベストは4曲めにしましょう。
"THE WORLD" BOCCO (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FKPQS5Z2/ )
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