"RED" Undercurrent4

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Undercurrent4は過去にライブを1回だけ見ています。が5年前...。
その後もコンスタントにライブを演っていたはずですが、なぜか縁なく見逃しています。
そんなUndercurrent4が初のアルバムを出すってんで、これは買わねばと思っていたら。
そしたら、ライブ盤とスタジオ録音盤と同時2枚発売ってことで、ちょっとのけぞりました。
しっかり2枚とも買いました。

メンツは当初より不変の下記4名。
渡辺隆雄(Tp)、加藤一平(G)、瀬尾高志(B)、芳垣安洋(Ds)

演奏曲は Joe Zawinulが最初で、残りは渡辺のオリジナルで全部で5曲。
1 Directions
2 R.S.S.
3 Reboot Type F
4 Last Wave
5 AMLDP5.0

芳垣の高速ドラムに渡辺がトランペットを被せるオープニングから始まる最初の曲は、マイルスの演奏で有名なDirections。
冒頭曲が電気マイルスである通り、ドラムはファンク系の音数多めの一定のパターンを延々と叩き続けているが、この芳垣の重量級の迫力あるドラムが実に見事。
ギターは、加藤一平。
バッキングの大半はギターの振る舞いに徹しているが、要所では一気に音色を変えた一撃をかます。
さらにソロでは、ギアを一段あげて加藤らしい過激な音をも駆使した特有のサウンドを振り撒いてゆく。
加藤はこれがなければ始まらない。
そして、渡辺のトランペット。
年齢からか、多少のミストーンがあるのはご愛嬌、そんなことを物ともしない圧巻の冴えざえしいサウンドが鳴り響く。
こんなフロントとドラムなので、ベースは瀬尾のゴツゴツとしたタッチで繰り出される低音でないと負けてしまうんでしよう。
しっかり存在感を見せるベースを聴かせている。

ベストは4曲めにしましょう

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