"Asleep Above Creatures" 梅井美咲
本作は、ラジオを聴いていたらこの人がゲスト出演していて、かかった1曲がちょっと気になり、ドラムが中村海斗であることもあって勢いで購入を決めたもの。
この梅井さんは2002年生まれとのことで、まだ23歳という超若手。
すでにBlueNote東京、Cotton Clubで自身名義のライブをこなしている逸材のようです。
最近(2025秋)放映されているユニクロのスウェットのCMでピアノを弾いているのが彼女なのを知ったのはこの盤を購入してしばらく経ってからでした。
メンツは以下のとおりで、自身がいろいろな演奏をしつつ、記載の面々が参加しているということらしい。
白眉はAntonio Loureiroが1曲で客演しているところでしょう。
梅井美咲(P,other)
Antonio Loureiro(Vo:3)、Shöka(Vo:4)、Yuka Takahashi(Vo:6)
Kei Koganemaru(G:3,4)、Keisuke Furuki(B:2-5,7,9)、Kaito Nakamura(Ds:2-4,7,9)
Atsuki Yoshida(Vln:3,5,7)、Yuri Kamei(Vln:5,7)、Sumire Segawa(Viola:5,7)、Kirin Uchida(Cello:5,7)
演奏曲はすべて梅井のオリジナルで全部で11曲。
1. scq
2. ラウラ
3. Go around in circles
4. Loops
5. 刺繍
6. innerjade
7. ヴェイル
8. Daydream?
9. Stepping outside
10. prose-op.3
11. bye
一時期、日本の特に女性ピアニストを擁したバンドが超高速フレーズをこれでもかと駆使したようなジャズが多数出ていたが、それほどではないがそれでも速いフレーズを駆使したサウンドが中心。
最初と最後にプロローグ、エピローグ的な小品が入り、本篇はその間の9曲
曲調は、女性らしい煌びやかで優しさを感じさせるものという印象で、多少乱暴にひとことで言ってしまうと、おしゃれで美しいサウンド
シンセベース、エフェクト音、ノイズ音など電子音をしっかり駆使し、曲によっては弦楽器も起用したさまざまな音色も使って彩りよいサウンドに仕立てあげている。
ギターが入るとワイルドな印象が強くなる。
本篇のうちの半分て中村海斗が叩いており、これが購入動機の大きなところになっているが、細かいフレーズをたっぷりと使った縦横無尽なドラミングでグルーヴ感と躍動感とを披露している
このドラムが、かなり支配的で全体の雰囲気を引っ張っている
曲のところどころで声は入るが、通常は言葉にはならずボイスとしてだけで機能している。
3曲めでのAntonio Loureiroもそんな感じの起用。
その声音が特徴的ではあるが。6曲めがしっかりと歌詞のある歌が入る
ベストは3曲めでしょう
"Asleep Above Creatures" 梅井美咲 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FFGG1H8N/ )
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