"Trust and Honesty" Dave Liebman
Dave Liebmanの2022年のアルバムで、これは配信でだけリリースされていたようです。
先日、2025年の下記新作を聴いて文章を書いているときに見つけたもので、内容がこの上なく良かったので、そのまま配信で聴いてこの記事を書いています。
"Beingness" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/518217252.html )
メンツがまた良くて、Ben MonderのギターにJohn Hebertのベースという布陣。
Dave Liebman(Sax)、Ben Monder(G)、John Hebert(B)
演奏曲は大半がスタンダードで、9曲めがBeatlesで全部で10曲で構成されるバラード集。
01 Designs
02 Lover Man
03 Time Remembered (Bonus Track)
04 Come Rain or Come Shine
05 Stella by Starlight
06 Blind Pig (Bonus Track)
07 Moon and Sand
08 Blue in Green
09 Bye Bye Blackbird
10 Zingaro
テーマはほぼ崩さずにストレートに奏でるDave Liebmanのサックス。
曲調もあってしっとりめな演奏に聴こえるが実はなかなか攻めた演奏をしていて、楽譜通りのパートはおとなしめの演奏で取り繕うが、それ以外の即興にあたる部分で本領発揮、尖ったフレーズを入れ込んできて自我発動。
しかし、音自体はある種の透明感を感じさせる綺麗なもので、この音にはうっとりさせられる
Ben Monderのギターは、リバーヴを強めにかけた柔らかめな音色でふわっとした雰囲気を醸しだす。
ソロになっても同じ雰囲気をしっかり前面に出してきて、サックスとの対比をつくり出している。
もっともこれもBen Monderの自我発動といった様相ではあるが。
John Hebertのベースも優しい音色でベースを維持する堅実な演奏から、ソロではメロディアスに拍車をかけたような演奏をしてみせ存在感を見せつける
3曲め、6曲めがボーナストラック扱いで、サックスは入らず3曲めはギターだけ、6曲めはベースだけでの演奏
最後の曲だけフルートをイントロに使いギターもアコギで、それまでと違う雰囲気を披露して終了
このアルバムは、なんでCDになっていないのかわからないくらい、広く聴いてもらいたいような内容で、満足度が高い
ベストは4曲めにしましょう
"Trust and Honesty" Dave Liebman (https://www.amazon.com/dp/B0B7L1DWL7/ )
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