"Strange Heavens" Linda May Han Oh
Linda May Han Ohは、Fabian Almazanと結婚してから彼の主義に則ってフィジカルでのリーダー作のリリースを取りやめています。
そのため、本作も前作も配信/DownLoadだけでのリリースになっています。本作もそんなリリース形態のためCDは買えません。
前作は2023年の下記作。
"The Glass Hours" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/500272995.html )
本作のメンツは、トランペットをフロントに据えたピアノレストリオというもので、ちょっと攻めた編成。
しかもトランペットがAmbrose Akinmusire、ドラムがTyshawn Soreyというのは相当そそられる。
Linda May Han Oh(B)、Ambrose Akinmusire(Tp)、Tyshawn Sorey(Ds)
演奏曲はすべて3者のオリジナルで良さそうです。
1. Portal
2. Strange Heavens
3. Living Proof
4. Acapella
5. The Sweetest Water
6. Noise Machinery
7. Home
8. Paperbirds
9. Folk Song
10. Work Song
11. Skin
12. Just Waiting
聴いていて、極端なことを言えば、ベースが奏でるベーストラックの上でちょっとクールなトランペットが即興を繰り広げる、この両者が主となったサウンドでこの2人を中心に聴き進める作品だと思ったのが第一印象。
何度か聴いて、本質的なところ(的外れ+含む)を把握でき始めてくると、実際は力強い推進力を発揮し速いフレーズでも強いタッチで弾き倒すLinda May Han Ohのベース。
それに対して、全体を補完するような振る舞いでありながらそれを繊細なセンスで表現しているTyshawn Soreyのドラム。
そんなコンビネーションをみせるリズム陣に対して、冷静に丁寧にときにテンションを上げながら凛としたフレーズを紡いでゆくAmbrose Akinmusireのトランペットという構図であることが見えてくる。
なんだかんだでLinda May Han Ohのベースが主役なのは間違いなく、存在感たっぷりの低音を響かせている
ベストは1曲めにしましょう
"Strange Heavens" Linda May Han Oh (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FC51LWVH/ )
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