"Abstraction Is Deliverance" James Brandon Lewis
James Brandon Lewisが、今年のダウンビート誌でも高評価だったことを知り、近作を聴く機会を逃さずってことで、聴かせてもたったアルバムです。
ただ、彼は多作な方なのですべてを聴くのは大変なので、適当にいくつかピックアップして聴いています。
"Apple Cores" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/518408470.html )
"Eye Of I" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/499342071.html )
"Molecular Systematic Music: Live" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/497151504.html )
"Resilient Vessels Live at The Cell" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/493406937.html )
"Jesup Wagon" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/493244690.html )
"Code Of Being" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/492979725.html )
"No Filter" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64195634.html )
"Days of FreeMan" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63473333.html )
本作は、ピアノが入ったカルテット編成で"Code Of Being", "Molecular Systematic Music: Live"と同じメンツが揃っています。
James Brandon Lewis(Ts)、Aruán Ortiz(P)、Brad Jones(B)、Chad Taylor(Ds)
演奏曲は全てJames Brandon Lewisのオリジナルで全部で9曲。
1.Ware
2.Per 7
3.Even the Sparrow
4.Remember Rosalind
5.Abstraction Is Deliverance
6.Multicellular Beings
7.Mr. Crick
8.Left Alone
9.Polaris
アトランティック時代のJohn Coltraneを彷彿とさせるようなモーダルでありながら端正でもあるような作風。
James Brandon Lewisのサックスは、必要以上に吹きすぎず、それでいてがっつりとしたサウンドを響かせ、James Brandon Lewisらしい無骨なサックスの咆哮をこれでもかと見せつける。
James Brandon Lewisの基本的な方向性を見据えつつ、ちょっと異なるベクトルでの凄さを見せつけるのがコンセプトのような印象。
あんなこともできるけど、こんなことだってできるんだという感じにストイックな演奏を披露してみせる。
5曲めが、このアルバム内ではだいぶアグレッシブだが、やっぱりこんな演奏がJames Brandon Lewisには似合っていると思う。
このアルバムはピアノが奏でるフレーズがより端正な雰囲気を醸すように作用しているんじゃないかと推測している。
そのピアノはAruan Ortizが弾いていて、これがHerbie Hancockばりに攻めたフレーズを使うが、大半はJames Brandon Lewisの後ろでの立ち回りに徹していて聴いていると往々にしてサックスに耳が行きがち。
だがピアノに注視して聴いているとその派手さに気がつくという控えめながら気張っているのが印象的
ベストは5曲めにしましょう
"Abstraction Is Deliverance" James Brandon Lewis (https://www.amazon.co.jp/dp/B0F2ZF29Q1/ )
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