"Disciplinary Architecture" Matt Pavolka

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Matt Pavolkaというベーシストのリーダー作。
これは、新譜会の時に聴いて気になった盤で、そのまま借りてきて聴かせてもらったものでリーダー作は初聴き。
過去の参加作を漁ったら、Alan Ferberの "Jigsaw"(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64336149.html ), Brad Whiteleyの "Presence" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64759977.html )の2枚が出てきました。

本作のメンツは、Ben Monderのギターを擁したカルテット編成。
Matt Pavolka(B)、Ben Monder(G)、Santiago Leibson(Kbd)、Allan Mednard(Ds)

演奏曲はすべてMatt Pavolkaのオリジナルで良さそうです。
1.An Aged Flamingo In a Dried-Up Pool
2.And Then We Towed New Zealand Out To Sez
3.Lighter-Complected Invaders from The North
4.Ricin Beans
5.Nuts and Bulbs (For Drenka)
6.Defeating The Porpoise
7.The Word for Moonlight Is Moonlight
8.Disciplinary Architecture
9.Vile, In The Sunshine Crawling

冒頭からしてちょっと捉えどころのないサウンドというのが第一印象
が、しっかり何度か聴いていると、流石に一筋縄とはいかないが、明瞭で比較的わかりやすい、少々マイナー調のロックビートといった様相のリズムを基本としたサウンドで、そんなリズムを拠り所に聴くのが良さそう。
そんなリズムを刻むのが、乾燥系のカツンとした音が中心のAllan Mednardのドラムと、イントロを担う場面が多い、ふくよかな低音を聴かせるリーダーであるMatt Pavolkaのベース。
捉えどころのなさを増長しているのが Ben Monderのギターで、このモヤモヤ感が Ben Monderの真骨頂といえるでしょう。
こんなサウンドが欲しいからBen Monderを起用しているに違いない。
これを面白いと言わずして何が面白いのかと言い切ってしまう、それぞれの個性が際立った作品に仕上がっている。

ベストは2曲めで。

"Disciplinary Architecture" Matt Pavolka (https://www.amazon.co.jp/dp/B0D3QVB1P3/ )

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