"My Trio Album" James Bowers
本作は、石若駿の参加アルバムを探していて見つけたもの。
石若はジャズ以外にも多くのアルバムにクレジットされているので、そのなかからジャズ作を拾い出すのも、ちょっと苦労があるのだが、本作もこのジャケだとジャズだとは思えずに危うく見過ごすところでした。
本作は、James Bowers Quartetを見つけた際に他にもあるかと探したら出てきたもので2021年にリリースされていたもの。
"My Trio Album" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/519261841.html )
"My Quartet Album" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/519412497.html )
James Bowersは豪州のピアニストで、過去にMarty Holoubekのアルバムで聴いています。
Marty Holoubekのアルバムが2020年なので、このメンツで演れるのがよっぽど良かったということなんでしょう。
これに続いてさらにカルテットでのアルバム(後日紹介)まで作ってしまっているので..。
メンツは以下のとおり。最初はトリオでの録音で、これはMarty Holoubekのアルバムと全く同じメンツ。
James Bowers(P)、Shun Ishiwaka(Ds)、Marty Holoubek(B)
演奏曲は1曲を除いてすべてJames Bowersのオリジナル。オリジナルでないのは..。
1.Bigger, Slightly Angrier Horse
2.Pact of the Fiend
3.Mahou
4.Why Not?
5.Eyes Closed Tight, Full of Tears
6.Madoo Song
7.Santa Claus is Comin' to Town
8.Hellfire
9.Groovy Spooky
ノリの良い4ビート曲と、ゆったりめな非4ビート曲とで構成
味わい深い非4ビートの曲の端正ななかにも躍動感の感じられる演奏も相当に魅力的だが、
本作はなんといっても4ビートでの石若の強靭な推進力、Marty Holoubekの力感溢れるウォーキングと相まって作り出されるリズムを楽しむのが最大の魅力になっている。
James Bowersのピアノは、粒立ちの良いコロコロとしたフレーズが基本だが、タッチはそう強くないので軽やかにリリカルなサウンドになっていて、これが強力なリズムと良い感じに対比構造になっていてこのアルバムの凄さに繋がっているんだと思う
7曲めで Santa Claus is Comin' to Town を演っているが、これは元曲を大きく崩したアレンジでちょっと楽しい。
ベストは8曲め
個人的にはカルテット作よりこちらのほうが好きでした。
"My Trio Album" James Bowers (https://www.amazon.co.jp/dp/B08TSDKYJD/ )
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