"Live at Smoke" Al Foster

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2025年1月にニューヨークのスモーク・ジャズ・クラブで行われたライブ音源
が、このライブが行われた4か月後にAl Fosterは亡くなってしまっているので、本作は追悼の意味も込めて、ほぼ最後のパフォーマンスを世に送り出したものということなんだと思います。
自身が聴いているAl Fosterの近作は以下のとおり。
本作も追悼リリースというだけでは食指は動きにくいのですが、メンツが非常に豪華でこれだけのメンバーが揃っていたら買わないわけにはいかないってもんです。

そのメンツは以下のとおり。
Chris Potter(Ts,Ss)、Brad Mehldau(P)、Joe Martin(B)、Al Foster(Ds)

演奏曲は、Chris Potter, Brad Mehldau, Joe Martin, Al Fosterのオリジナルに、Wayne Shorter, Sonny Rollins, John Coltraneのオリジナル、さらにスタンダードをいれて全部で9曲をCD2枚に収めています。
Disc 1
1.Amsterdam Blues
2.Unrequited
3.E.S.P.
4.Old Folks
5.Pent-Up House
Disc 2
1.Simone's Dance
2.Everything Happens to Me
3.Satellite
4.Malida

上述のとおりオリジナルとスタンダードとを交えているが、基本的には4ビート多めの選曲
ライブならではの躍動感のある演奏をこれだけのメンツが繰り広げているので、悪いはずはない
Chris Potterの豪快でありながらエレガントさをも感じさせる迫力あるサックス
7曲めが、情感たっぷりの普段のポッターらしからぬ演奏を披露していて、これがちょっと驚愕
でも良い味が出ている演奏で、上手さ巧さを見せつける
Brad MehldauがいかにもBrad Mehldauな固有のフレーズをあまり使っている感じがしないのが少々気になるが、全体の曲の雰囲気にはよくあった演奏を披露している。
このライブの4ヶ月後に亡くなるとは想像もできない全然ヨレてる感じなく、しっかりとしたドラミングをば聴かせるAl Foster。
サックスソロからドラムソロにいったり、通常のワンホーンカルテットとは違うと思わせるアレンジも、ドラマーが主役なので違和感はない。
選曲もバランスよく、曲順もライブの演奏通りの順番と信じるが、緩急のバランスが良い具合に組まれていてそんなところも好印象
聴衆のテンションが上がっているのもしっかり感じ取ることができる満足度の高い2枚組に仕上がっている

ベストは4曲めにしましょう

"Live at Smoke" Al Foster (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FS7MSNM2/ )

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