"TEINE" 石若駿
2025年末に、立て続けに2枚石若駿のリーダー作がリリースされました。
"TEINE" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FZRLV7KB/ )
"Temporal Cubic” (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FT7RS41H/ )
なんで同時期にしたのか、なったのか。時期を話してリリースすることを考えなかったのかとかいろいろ考えてしまうが、他にも参加作がいくつか年末に出ていたので、もしかしたらなんらか契約の関係があったのかもと邪推したくなる。
Marty Holoubekの"Trio IV" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FYNLPPCC/ )
James Macaulayの"Happy Sad" (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FY5Q18H3/ )
本作は、市野元彦をフロントに据えたギタートリオで、タイトルの"TEINE"は北海道の手稲のことで、石若が北海道出身が故のタイトルであることは一目瞭然。
そんなメンツは以下のとおり。Kanoa MendenhallはNYで活動する女性ベーシスト
石若駿(Ds,Per)、市野元彦(G)、Kanoa Mendenhall(B)
演奏曲は、石若が6曲、市野が2曲、Kanoaが1曲のオリジナルに、高階哲夫の時計台の鐘を加えた全部で10曲。
1.Conversation and Confession
2.Mt.Teine
3.Arekara Ichinen
4.Sankanshion
5.Doodling
6.Lake Largo
7.April Fools
8.Room(Shouganai)
9.Natsuyasumi
10.時計台の鐘
曲によって雰囲気はいろいろ変わるが、おおよそ、石若が自由度の高い五月雨式という感じにドラムを叩きまくっている。
その大海原中を、市野のギターがゆったりとした演奏で泳ぎ渡ってゆくような印象
バスドラもしっかり踏み、スネアのカツンとした打音を響かせ、繊細なシンバルワークとともに高音から低音まで使い切って空間を打音で埋め尽くすような様相ではあるが、それでいてやかましさを感じさせないセンスの良さをみせる石若のドラム
しっかりとした運指で硬質ではっきりとした低音を聴かせていながらメロディアスに奏でられるKanoa Mendenhallのベース。
アルバム後半は、ドラムの音数も減り気味になってきて全体のバランスがとれた演奏になってくる。
ただし、面白みという意味ではテンション高めの前半に軍配を上げたい
最後の曲は、ベースも主旋律をとるが、市野のギターがほぼアメリカーナという雰囲気を醸す牧歌的なサウンドで締め括られる
ベストは4曲めでしょう
"TEINE" 石若駿 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FZRLV7KB/ )
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