"Analog Ai" Jure Pukl

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Jure Puklのリーダー作を聴くのは2020年の下記作以来でした。
こんなに空いたかというのが正直な感想ですが、自blogを漁ってもサイドで全面参加しているアルバムも出てこなかったので、ちょっと記憶がズレているんでしょう。
ネットを調べたら、2023年にリーダー作があるがこれは記事にしていないので、たぶんCDが入荷せずに聴くのをあきらめたんだと思います。

本作のメンツは、上記"Melt"でも共演しているJoe Sandersに、John Escreetが入る興味深いもの。ドラムのChristian Lillingerは過去に聴いたことがない人でした。
Jure Pukl (Ss,Ts)、John Escreet(P)、Joe Sanders(B)、Christian Lillinger(Ds)

演奏曲はすべてメンバーとの共作含め、Jure Puklのオリジナルで全部で14曲
1.Juready?
2.Tai
3.Mysterious joy
4.Ode to us
5.Trap
6.Augmented AI
7.7 Libras
8.Collectivity
9.447
10.Breakthrough
11.Into the unknown
12.Prometheus
13.Tender to 7 Libras
14.12 tone Samba in 9

冒頭、強くリバーヴのかかったサックスのソロから(アルバム途中にも数カ所出てくる)始まり、多少なりとも難解さのあるサウンドになることを予見させる。
曲自体、フリー寄りだったり内向的だったりするものが含まれるが、通して一度聴けば全体としては非4ビート多めのコンテンポラリ系という印象の音作りであることはわかる
とはいえ、Jure Puklのサックスは無骨な音色でスピリチュアル色濃いめの責めたサウンドを吹き鳴らしているのが大半なので聴くのに少々体力は要るか
ピアノのJohn Escreetもかなり責めたフレーズを多用してくるが、ただ鍵盤をむやみにぶっ叩くとか、フリーに走り切るとかではなく、サックスに機敏に反応したサウンドを入れてきている
しなやかでありながらアグレッシブな振る舞いをみせるドラムも見事なら、全体を見渡して冷静かつ機敏に低音を挟んでくるベースも素晴らしい。
こういう振る舞いはJoe Sandersらしく、実に良い仕事をしている

ベストは9曲めにしましょう

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