"Around You Is A Forest" Thomas Morgan
Thomas Morganのこれが初リーダー作なんだそうです。
双頭名義では、Bill Frisellとの下記があったが、単独ではこれが初らしい。
"Epistrophy" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64812950.html )
が、これまでの参加作を眺めると、Bill Frisell, Ron Miles, Steve Cardenas, Bill Frisell, Charles Lloydと、遅すぎた初リーダー作という気がしてならない。
ということで、メンツが非常に豪華で、以下のとおり錚々たる面々が名を連ねている。
Thomas Morgan(B)
Dan Weiss(Tabla)、Craig Taborn(Kbd)、Gerald Cleaver(Ds)、Henry Threadgill(Fl,Bfl)、Ambrose Akinmusire(Tp)、Bill Frisell(G)、Immanuel Wilkins(As)、Gary Snyder(Voice)
演奏曲は、Thomas Morgan, Dan Weiss, Craig Taborn, Gerald Cleaver, Henry Threadgill, Ambrose Akinmusire, Bill Frisell, Immanuel Wilkins, Gary Snyderが各1曲で全部で9曲。
1.Around You Is A Forest
2.Eddies
3.Dream Sequence
4.Through The Trees
5.In The Dark
6.Assembly Of All Beings
7.Rising From The West
8.Murmuration
9.Here
終始カリンバのような音色が通奏低音的に鳴り続いていて、これがたぶんThomas Morganのベースが出している音なんでしょう。
冒頭曲はベース、2曲めはタブラ、3曲めはキーボードという感じに曲によってフロントに立つ楽器が次々と変わっていく
よくよくみると、演奏者と作曲者がイコールで、それぞれの面々との演奏を並べているということが判ってきた。
聴いていて、たぶんほぼすべての演奏はある程度の骨格はできているが、大半は即興なんだろうなということも聴いているとうすうす感じられてくる。(前情報を入れないで聴いてるので…)
カリンバ的な音が、比較的リズムを認識しやすい音を入ていることで音の統一感が取れているうえに、行方不明にならないでいられるような感じ
最後が、詩人のGary Snyderのボイスで締め括られる
難易度の高い音楽ではあるが、聴き耳を立てたいサウンドであることも間違いない
聴き馴染むまでしっかり聴き込んで、どっぷりとこの音世界に浸るのが吉なんでしょう
ベストは7曲めにします。
"Around You Is A Forest" Thomas Morgan (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FM36QFGG )
この記事へのコメント
余談ですが、アイヒャーの大のお気に入りのJakob Broがプロデューサーとして参加しているのは意外でした
ちなみに、カリンバみたいなのは… サンプリング音をならすシーケンサーみないなモノで、トーマス・モーガンが発明?した バーチャルインストゥルメント「WOODS」らしいですよ~ 音使いとかタイミングのアルゴリズムが凄いんだと思いますが 人が演奏している様な有機的な存在感がありますね!
この盤で、今迄ついぞ聴いたことのない、新しい地平線を臨む様なジャズ体験を得られました! 今後も虎の穴の様な作品の記事を楽しみにしていますm(_ _)m