"Motion II" Out Of/Into

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Out Of/Intoの2作めがリリースされました。
最初のアルバムタイトルが、"Motion I"だったので、いずれ"Motion II"が出るというのは、なんとなく予想できるものではあるが、それが、ほぼ1年後ということになる。
が、ジャケットに録音日時の記載がなかったので、おそらく、前作をつくったときに録音した音源から2作めを作っていると邪推したがはてさて。
さらに、そもそもが2作めを新録音で作るつもりだったのか、もともと1回の録音で複数作品作ろうと思っていたのか..。
1作めの紹介記事は下記

メンバーはそういうことで、前作と同一となるが、このメンツは強力無比といっても過言ではない。
Immanuel Wilkins(As)、Joel Ross(Vib)、Gerald Clayton(P)、Matt Brewer(B)、Kendrick Scott(Ds)

演奏曲は、Gerald Claytonが3曲に、Immanuel Wilkins, Matt Brewer, Kendrick Scottが各1曲のオリジナルを提供していて全部で6曲。
1.Brothers In Arms
2.Finding Ways
3.Juno
4.Familiar Route
5.The Catalyst
6.Nacho Supreme

8ビート中心のモーダルな雰囲気を持った曲、ハードバップとは一線を画すような、それでいていわゆるコンテンポラリ系のなかではリラックス感に富んだサウンドが並んでいる。
演奏の主体は、ヴィブラフォンとエレピが奏でるエッジの立たないサウンドを中心とした音風景で、こんなところも全体のリラックス感に繋がったサウンドになっている一因か
Immanuel Wilkinsのサックスも、あまり鋭角なサウンドを入れてこないで全体のエッジの経たないサウンドにあわせた音色を中心とした演奏で、これも全体のバランスを考えた演奏をする上手さになっているんでしょう。
前作のときも書いているが、オールスター的な面々だが、とりあえず合わせてみました的な内容ではなく、曲構成も複雑そうな難曲が多く並んでいるし、しっかりアレンジされリハーサルも重ねたうえでのレコーディングだと思わせるクオリティ
本作が前作でこぼれたアウトテイクというのがにわかに信じられない
たしかに、とっつきやすい曲という感じではないが、そのぶんじっくり聴き込んでいきたい、聴き込んで楽しみたいような演奏のクオリティを持っていると感じられる。

ベストは4曲めにします

"Motion II" Out Of/Into (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FVT65YV8/ )

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