"Roar And The Whisper" Alexa Tarantino

2_847.jpg
Alexa Tarantinoのリーダー作を聴くのはこれが3作め。
過去作の紹介記事は以下のとおり。
調べるとこれが4枚めのリーダー作で、2020年の下記作を聴き逃していました。

メンツは以下のとおりで、Cécile McLorin Salvantがゲストに入るのが白眉か。
これまでのアルバムはRudy Roystonがドラムに入り、Boris Kozlov, Joe Martinとリズム陣が強力だったんですが、それに比べるとちょっと...。もっともいまやRudy Roystonは多忙すぎると思いますが..。
Alexa Tarantino(As,Ss,Fl)、Steven Feifke(P)、Philip Norris(B)、Mark Whitfield Jr.(Ds)
Cécile McLorin Salvant(Vo:6,10)、Keita Ogawa(Per)

Alexa Tarantinoのオリジナル8曲に、Billy Strayhorn, Wayne Shorterで全部で10曲
1.Inside Looking Out
2.The Roar and the Whisper
3.This Is For Albert
4.Portrait of a Shadow
5.Luminance
6.Moon Song
7.Back in Action
8.Provoking Luck
9.All Along
10.Tigress

冒頭曲が速めの4ビート、次の曲がスローテンポのちょっと怪しさのある曲で、全体として4ビートを中心にした曲が並ぶ。
Roar And The Whisperは、咆哮とささやきという意味で、Alexa Tarantinoのサックスが、歌心満載のとてもエモーショナルなフレーズを力強いサウンドを奏でれば、Steven Feifkeのピアノも歌心満載のとてもエモーショナルなソロを楽しませてくれる。
中程の曲では、Alexa Tarantinoがフルートに持ち替えてより柔らかなサウンドを聴かせるのは、Whisperの体現であり、女性らしさの体現なんでしょう。
6曲めではCécile McLorin Salvantのボーカルも入ってきて、よりしっとりとしたサウンドを楽しませてくれる
最後の曲はCécile McLorin SalvantのボーカルとともにKeita Ogawaのパーカッションが入ったBilly Strayhornのゴージャスなラテン調の曲で締めくくられる
全体としても気持ち良いサウンドをたっぷりと楽しませてくれ、ボーカルが入ることも含めて現代ジャズの魅力を堪能させてくれる充実作といえるでしょう。

ベストは1曲めにしましょう

"Roar And The Whisper" Alexa Tarantino (https://www.amazon.co.jp/dp/B0FBNC5539/ )

この記事へのコメント