"Filin" Melissa Aldana

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Melissa Aldanaの新作です。
前作は2024年の下記
その後、Artemisという女性プレイヤーだけのバンドに彼女が入っているのを見つけ、それを過去作含めて聴いています。
他にもJoshua Redmanの新作で1曲客演していたり、コンスタントに活動を続けていることがわかります。

本作のメンツは、前作はギター入りのクインテットでしたが、本作はワンホーンカルテットで、ピアノにGonzalo Rubalcabaが入っているのが特筆事項。
さらにCécile McLorin Salvantが2曲で歌唱を披露しています。彼女の起用はArtemisで共演している縁なんじゃないかと..。
Melissa Aldana(Ts)、Gonzalo Rubalcaba(P)、Peter Washington(B)、Kush Abadey(Ds)、
Cécile McLorin Salvant(Vo:3,5)

本作は南米の作曲者やミュージシャンの楽曲を取り上げていて、作曲者にはSalvador Levi, Cesar Portillo de la Luz, Marta Valdez, Frank Dominguez, Cartola, Hermeto Pascoal, Claudio Estradaなんて名前が並ぶ。
1.La Sentencia
2.Dime Si Eres Tú
3.No Te Empeñes Más
4.Imágenes
5.Las Rosas No Hablan
6. Little Church
7.Ocaso
8.No Pidas Imposibles

前述のとおり、南米由来の曲のバラード集ということで、ラテンなフレーズを程よく感じさせるしっとりとしたスローテンポの曲が並んでいる。
リズムも、よく聴くとラテンなものが入っているが、テンポがかなりスローなので、あまりラテン臭さは感じられない。
フロントはリーダーのMelissa Aldanaのサックスが主に担うが、ウォームでありながら湿り気を感じさせる情感たっぷりな音色で、しっとりとした旋律を奏でてゆく。
そして、4曲めとか女性では珍しいくらいがっつりサブトーンを効かせた渋い低音を披露していて、これが素晴らしい
ピアノにGonzalo Rubalcabaが入っているが、ここでは控えめとは言わないが、必要最低限な音数と音量での堅実なバッキングを信条に演奏をしているようで、ソロもそう強く自己主張してくるような感じではなく、フロントを引き立てる役回りに徹しているような感じ
2曲でCécile McLorin Salvantが歌っているが、押し出しがあまり強くないけど存在感のある歌唱という印象。
上手いのは当然だが、それ以上に巧さを感じさせるのはさすが

ベストは、2曲めにしましょう

"Filin" Melissa Aldana (https://www.amazon.co.jp/dp/B0GC487MLG/ )

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