"ShowDown" 金澤英明
金澤英明の個人名義のリーダー作を買うのはこれが初ということになります。
ただし、石若駿を擁するBoys Trioのリーダーは金澤のはずなので、個人名義でなければリーダー作はすでに持っているとも言えます。
以下、その全貌を記しておきます。
"月夜の旅" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/480810923.html ) 2010
"Boys in Rolls" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481059447.html ) 2011
"Reflection" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481404378.html ) 2013
"Boys featureing SHUN" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64034776.html ) 2015
"10th Anniversary" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/499021213.html ) 2017
"Boys Feat Terumasa Hino" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/477856568.html ) 2020
"15th Anniversary" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/499021298.html ) 2023
他の特筆参加作は、高橋佑成の初リーダー作 "It's Easy to Remember" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63463922.html )、松丸契の初リーダー作 “THINKKAISM”(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/470849815.html )で、彼らのデビューに関わっていたわけで、あらためてもの凄い人であると認識しました。
本作は、そんな金澤の古希を記念したアルバム(とはどこにも書いてないので想像)。
本人のhpにあるProfile(https://kanabass.web.fc2.com/policy.html )を見ると、参加メンバーの秘密がわかるようなわからないような..。
金澤英明(B)
山元拓真(P:1-5,7)、高橋祐成(P:6)、藤田貴光(Org:1-3,7)
井上銘(G:1-5)、秋山一将(G:1,4)、金澤健太(G:1)
小田原豊(Ds:1-3)、石若駿(Ds:4-6)、吉川昭仁(Per:7)
五十嵐一生(Tp:5)、林栄一(As:6)
近藤房之助(G.Vo:2-5)
演奏曲は、Muddy Waters, Roy Hawkins, B.B.King, Adean Kay, Steve Lewinson, Marguerite Monnot, Irish Airで全部で7曲。
1. I'm your Hoochie Coochie Man
2. The Thrill is Gone
3. Sweet Little Angel
4. That's Life
5. Special You
6. Hymne a l'amour
7. Danny Boy
冒頭、ジャズというよりはロックというかブルースロックというか、そんな雰囲気の曲から始まる
2曲めで近藤房之助が入ってきて一気にブルースな雰囲気がいや増してくる。
この前半でブルース色満載の粘っこくも上手いギターが入ってくるが、これが井上銘。
こんな演奏もしてしまうのねと、ちょっと驚くくらい普段描いている印象とは異なる演奏を披露している。
4曲めからドラムが石若に代わるが、前半の小田原に比べると軽快なドラミングになっていることがわかる。
曲調でドラムを替えているのが功を奏している。
近藤の歌唱は4曲めが雰囲気たっぷりで好感触
5曲めは軽快にノリの良い曲で、ここでは類家が入るが、ちょっと渋みを感じさせる演奏を入れていてこのアクセントが格好良い。
さらに、井上のカッティングギターが断然格好良い。
最後がフェードアウトなのだけが、ちょっと玉に瑕。
6曲めが、林のアルトが入ってフリー濃度濃いめに奏でられる愛の賛歌
ここでの石若は、気持ち良いくらいに暴れ回っていて、これもこのアルバムの大いなる聴きどころでしょう。
最後がほぼ金澤のソロで締め括られる、しっとりな名曲だが、途中どかーんどかーんと音が入ってきて、これって戦争反対のアンチテーゼなのかと思ってみたり
ベストは5曲めでしょう
"ShowDown" 金澤英明
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