"Around The World With U" Ulysses Owens Jr.

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Ulysses Owens Jr. の前作が下記で、若手の登竜門的なコンセプトなタイトルがついているが、そのとおりにメンツに知らない名前が多く並んでいました。
本作もタイトルが世界中の人と共にな感じなので、多国籍的にメンツを集めてきているんだろうなと思われるが..。
最近は、新しい才能の発掘に腐心しているんでしょう。

本作のメンツですが、寺久保エレナ, 治田七海, 中村泰士と3人の日本人が入っている。
その寺久保, 治田にAnthony Hervey, Tyler Bullockが新しい才能ということになっているはず。
Erena Terakubo(As)、Anthony Hervey(Tp)、Nanami Haruta(Tb)、Tyler Bullock(P)、Yasushi Nakamura(B)、Ulysses Owens Jr.(Ds)

演奏曲は、Dizzy Gillespie Sabrina Carpenter, Branford Marsalis, Donald Broen, Tim Green等に、Tyler Bullock, Erena Terakuboのオリジナルを加えて全部で11曲。
1.Prodigal Son
2.Bebop & Confirmation
3.Espresso
4.Morning Prayer
5.Mo’ Betta Blues
6.New York
7.The Light that Grew Amongst Us
8.Little Girl Power
9.Stardust
10.Road Life
11.I’m Not So Sure

演奏している曲自体は, 4ビート多めHardBopを中心にしたもの。
3管でのアンサンブルによるテーマから各人のソロへと流れ込んでいくスタイルは、気をてらったアレンジとかではないということになるが、その分各人のソロに気持ちを集中できる。
いずれも、しっかりした音色でしっかりしたフレーズのソロを披露していてとても清々しい。
そしてそんなフロント陣を、下支えし、躍動感を高め、演奏を締めているドラムとベースの存在感も見事。
2曲めで、BeBopをテーマにした曲が入るが、昔から愛聴愛奏されている曲がいくつか混ざっているような構成だが、そんな曲を現代ジャズのテクニックで高速でありながら一切の破綻なく演奏しきっているところが、これまた素晴らしい。
フロントの寺久保、治田の両名は日本でも一時期しっかり話題になっていた面々で、NYに渡ってしっかり研鑽を積み実力を蓄えていることが窺い知れる
今後まだまだいろいろな活躍を見せてくれることでしょう。

ベストは8曲め

"Around The World With U" Ulysses Owens Jr. (https://www.amazon.co.jp/dp/B0GCG7K5SJ/ )

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