"Barcode" Ben Wendel

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Ben Wendelのリーダー作を聴くのはこれが4枚め。
過去の記事は以下の通り。
これまで、おおむねリーダー目当てで購入を決めているわけではないところが申し訳ないが、本作は巷でちょっと話題になっていたこともあって買いを決めている

メンツは、4人のヴィブラフォンをいれた超変則的な5人編成で、この超変則編成も話題の大きな一因だったんだと思います。
Ben Wendel(Ts)、Joel Ross(Vib,Marimba)、Simon Moullier(Vib)、Patricia Brennan(Vib,Balafon)、Juan Diego Villalobos(Vib,Per)

演奏曲はBen Wendelのオリジナルが5曲にAntonio Carlos Jobimで、全部で6曲
1.Clouds
2.Mimo
3.Olha Maria
4.Repeat After Me
5.Birds Ascend
6.Lonely One

中東というかアラビアンなフレーズの曲、アフリカ色の強い曲、ブラジルの曲等々というような、ちょっとエスニックな雰囲気を持った曲が多めな印象。
複数のビブラフォンとパーカッションによるサウンドが基本となっているが、同じビブラフォンでも音色が異なって聴こえるような気がするので、もしかしたらいくつか種類があるのかもしれない。
さらに、パーカッションでも音階が奏でられるようなタイプのものも使っているようで、こちらもさまざまな音色が入ってきて多彩なサウンドを聴くことができて、音色的にもまったく単調にはなっていない。
もっともMarimba, Balafonはクレジットにあるので、他の木琴, 鉄琴系楽器が入っているだけかもしれないが(自爆)。
いろいろ混同しているのかもしれないが、さらに要所で電気楽器による電子音なんかも入ってきていて、サウンドの多彩さがグッと増してきている。
音楽自体は、ミニマルで複雑で重合的でそれでいてすこぶる美しいリズムが中心という感じで、これを複数のビブラフォンとパーカッションが奏でていく。
そのうえを、Ben Wendelのきれいな音色で、ちょっとえぐみのあるフレーズを奏でるサックスが印象的に響く。
限られた楽器でありながら、多彩な楽曲と多彩な音色でとても多彩なサウンドを楽しませてくれていておもしろかった。

ベストは、曲の良さが秀逸な3曲めにしましょう。

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