"Enter A New Phase" 浅利史花

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浅利史花のこれが3枚めのリーダー作ということになります。
デビュー作が2021年で翌年早々に2枚めを出しているが、この3作めまで4年かかっているということです。
もっとも2023年に大御所を含む3ギターの作品が出ているので、そこそこコンスタントにアルバムを出せているとも言えますが..。

本作は、オルガントリオでの作品で、サックスが数曲ゲストで入る。
浅利史花(G)、長田信慶(Org)、柳沼佑育(Ds)、江澤茜(As:4,6,8)

演奏曲は、浅利のオリジナルが4曲に、Chick Corea, Joao Donato, Gene De Paul, Beatlesを加えた全部で8曲。
1. Chick’s Tune
2. Nao
3. Café Com Pao
4. You Don't Know What Love Is
5. N’s Blues
6. Hakubo
7. Nep Moi
8. Here, There and Everywhere

オルガンが入っているが、全体としては4ビートを中心としたオーソドクス系という印象に仕上がっている。
コテコテのソウルとかファンクとか、そっち方面にはいかないことに矜持を感じるがはてさて。
浅利のギターがよく動く運指で堂々としたソロを披露していて、上手さ巧さ美味さが存分に発揮された演奏で、貫禄すら感じさせる。
さすがにうまくなったなぁと感じたが、そんなこと言うのが偉そうですね(御免)
オルガンもそんなギターに負けじと格好良い印象的なフレーズを繰り出してきていて、ギターともどもナイスな演奏を楽しませてくれる
双方ともバックにいても過剰な振る舞いはしておらず、フロントを立てる演奏に徹しているところも好感触
音数的にもテンション的にも良い感じにバランスの取れた良いコンビネーションの3人。
さらにサックスもLee Konitzぽいクールな印象の落ち着いた演奏で、浅利のギターを立てつつ良いアクセントになるような演奏をしていて好感触。

ベストは5曲めにします

"Enter A New Phase" 浅利史花 (https://www.amazon.co.jp/dp/B0GQZ8TVST/ )

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