"Three Track Mind" Gary Versace

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自blogを漁ったところ、Gary Versaceのリーダー作を買うのはこれが初のようです。
名前は、そこそこ認識しているので、リーダー作も相応聴いているつもりでいたので、ちょっとびっくり。
参加作はそこそこ見つかりまして、その筆頭は Maria Schneider Orchestra の諸作でしょう。
近作では、Nate Radleyの "Say It's So" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/513960536.html )、Rudy Roystonの "Day" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/500117225.html )などが出てくる。

本作はピアノトリオ構成でメンツは以下のとおり。このメンツだから買いを決めているというところははっきり言ってあります。
GARY VERSACE(P)、FRANÇOIS MOUTIN(B)、RUDY ROYSTON(Ds)

演奏曲は以下のとおりで、スタンダードを中心とした選曲になっている。
1.Doxy
2.Autumn Leaves
3.Darn That Dream
4.Homeland
5.Stella By Starlight
6.All Our Things
7.In The Footsteps Of Giants
8.Autumn Leaves (Reprise)
9.Turquoise
10.Walter Theodore

演奏しているのがミディアムテンポのスタンダードが中心となっているので、演奏の全体構成としては、ごくごくオーソドックスなもの
普通に聴いていれば、普通に良い演奏ということになる
なので、このアルバムの真骨頂は、完全に3者の振る舞いに焦点をあてて、聴くということになる
とくにベース、ドラムの表現の幅の広さが尋常ではない
とくにベースは終始メロディアスなフレーズを奏で続け、ドラムのほうは出るところは出る抑えるところは抑えるしっかり抑揚を効かせているような印象
個人的には、ピアノを差し置いてこの両者の振る舞いを追っているだけでかなりな満足度の演奏を楽しめている
ピアノはこの曲がなんなのかを提示するだけなんじゃないかと思わせるタイミングすら感じさせるくらい、リーダーでありながら自己主張を抑え、3者対等の振る舞いを利かせるサウンドに仕上げているのは、ある意味凄いことだと思う。

ベストは8曲めにします

"Three Track Mind" Gary Versace (https://www.amazon.co.jp/dp/B0GMT9BNFS/ )

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