At The Montreux Jazz Festival(bill evans)

「ビルエヴァンスについてのいくつかの事柄」(http://www.bk1.co.jp/product/2535872)という本が
ありまして、現在この本を読んでいます。

この中で、bill evansの盤で初めてたくさん売れた盤(出世作)として、表題の「お城のエバンス」盤が
書かれています。
 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=671129

現在の知識と耳で聞くと、圧倒的にriversideの4部作(ラファロ入り)の出来が良いと思えるのですが
当時、話題にもほとんどあがらず、知る人ぞ知るトリオであったということです。
※たしかに"Village Vanguard"では、演奏なんて聴いてない客が多そうであることは、音を聴くと想像できます。

演奏は、内に入り込むようなエヴァンスの演奏という定説とは裏腹に、予想外に激しい演奏をしてます。
リズムの2人が、煽っているのがよくわかります。
世の中には、ゴメスのペンペン言うベースがやかましいからダメなんていう人もいますが、
私は何度聴いても良い演奏だなぁ と思います。

注意:初めて聴く場合には、ボリュームに注意してください。
   あまり大きくしておくと、ひっくり返ります。(笑)

ちなみに、コレが私が買い込んできたJAZZ盤の1枚目(CD)です。(当時の定価\3300)
その後、紙ジャケの24bitリマスター盤を買い足してます。(当時の定価\1427)

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