エリントンのピアノ

CDを買っていると、経験、噂、雑誌や書籍から
 ○○は□□
 ○○の××は□□
などと、いろいろなテーゼのようなものを自分の中に蓄積されていきます。
音楽に限らないとは思いますが、ここでは音楽に限定します。(話が続かないから)
 ○○は、人名、レーベル
 ××は、人名、楽器、年代、盤名、曲名
 □□は、肯定は、良い、良いらしい、良さそうだ
などが入って、例えば「パットメセニーは良い」「パットメセニーのPMG作品は良さそうだ」
「パットメセニーのOQNは良いらしい」とか、そんな感じでなんらかしら自分の中で記憶になってるはずです。

さて本題です。

デュークエリントンというと、なんでも良い と擦り込まれていたのですが、何しろ出ているCDの数が
多いので、思っているだけで買い漁るなんてことはしていません。
ある程度買ったところで、満足していました。

ここ最近、寝る前に菊地さんの200CD本(http://www.bk1.co.jp/product/2617302)をパラパラやっているのですが
その中に、「ピアニストとしてのエリントンにはまると・・・」という記述がありまして。。。

これが、目鱗な文章でして、たしかに"money jungle"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=273625)
"and coltrane"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=685655)とか好きで聴いていたではありませんか。

なるほどねぇと思って、早速中古CDを漁って、新しい擦り込み生成を試そうとした次第であります。(笑)
で、買ってきたのが"piano reflections"というcapitolの盤で1953頃録音のほぼ全部トリオで演ってるヤツです。

結果、やっぱりヨカッタです。あったのを買ってきたので値段も安かったし、売れ残ってたのだったので
どこかに難(音悪いとか)あるかなぁと心配していたのですが、特に?と言う感じもなく、エリントンのピアノ爆裂で
モンクっぽいけど、モンクよりハードなピアノという感じを非常に楽しめたのでありました。

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