ジェリコの闘い Coleman Hawkins
一般に、ジャズを聴いているといっても、人によって守備範囲は、相当違っているようで
勝手に、5つの分類をしてみると
a.テナーサックスのサブトーンに代表される、"アーバンな夜のジャズ"と言う感じのを好んで聴く人
b.ハードバップまでと、モードをちょっとくらいまではジャズとして認識している人
c.BNレーベルの作品は、全部(4400番台まで)ジャズとして許容している人
d.電気マイルス、FUSIONあたりまで、守備範囲の人
e.巷で"これもジャズ?"と言われるようなものまで、ジャズとして楽しんでいる人
てな感じで、[a.->e.]に向かって、ジャズの範囲がぐいぐい広がっていくイメージです。
もちろん、例外はありますが、ジャズ聴いててオーディオも奢る人というと、a.b.くらいまでの人が
多いというイメージです。(私がその例外のひとりであることは、疑う余地がありません)
オーディオ店で、ジャズというと、往々にして[a.]な盤を聴かせてくれることが多いようにも感じています。
スウィングガールズの前半で出てくる竹中直人演じる先生も[a.]なイメージで描かれていたと記憶しています。
===
さて、コールマンホーキンスの代表的名盤の1つで、1962年のVillage Gateでのライブを収録した盤
"ジェリコの闘い"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=669478)です。
この盤は、ジャズを聴き始めたかなり初期に、CD店で薦められて買ってきた盤でした。
タイトルが"ジェリコの闘い"なので、黒人開放を主題とした攻撃的な演奏で、結構ツラい演奏なのではないか?
と、期待よりも不安いっぱいで買ってきたように覚えています。
で、聴き始めると、これがタイトルとは裏腹に非常にスウィングした心地よいジャズで、ちょっとホッとした
という感じだったということです。
ホーキンスのテナー、トミフラのピアノで、ベースとドラムは他の演奏の記憶がない人ですが、この
ベースとドラムが、いい感じの仕事をしていて、演奏の渋みを醸し出してくれています。
録音も、この時代の良い録音がしっかりなされていて、ゴリゴリのベースと中音域がぶ厚いテナーの音色と、
ベーシストのうなり声と、奥でチョロっと聞こえる食器の音。 わはは、典型的ですなぁ
てことで、この盤の典型的なジャズの名盤の1つといえると思います。
で、冒頭の5つの分類に戻るのですが、この盤は典型的な[a.]な演奏(という私の認識)です。
勝手に、5つの分類をしてみると
a.テナーサックスのサブトーンに代表される、"アーバンな夜のジャズ"と言う感じのを好んで聴く人
b.ハードバップまでと、モードをちょっとくらいまではジャズとして認識している人
c.BNレーベルの作品は、全部(4400番台まで)ジャズとして許容している人
d.電気マイルス、FUSIONあたりまで、守備範囲の人
e.巷で"これもジャズ?"と言われるようなものまで、ジャズとして楽しんでいる人
てな感じで、[a.->e.]に向かって、ジャズの範囲がぐいぐい広がっていくイメージです。
もちろん、例外はありますが、ジャズ聴いててオーディオも奢る人というと、a.b.くらいまでの人が
多いというイメージです。(私がその例外のひとりであることは、疑う余地がありません)
オーディオ店で、ジャズというと、往々にして[a.]な盤を聴かせてくれることが多いようにも感じています。
スウィングガールズの前半で出てくる竹中直人演じる先生も[a.]なイメージで描かれていたと記憶しています。
===
さて、コールマンホーキンスの代表的名盤の1つで、1962年のVillage Gateでのライブを収録した盤
"ジェリコの闘い"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=669478)です。
この盤は、ジャズを聴き始めたかなり初期に、CD店で薦められて買ってきた盤でした。
タイトルが"ジェリコの闘い"なので、黒人開放を主題とした攻撃的な演奏で、結構ツラい演奏なのではないか?
と、期待よりも不安いっぱいで買ってきたように覚えています。
で、聴き始めると、これがタイトルとは裏腹に非常にスウィングした心地よいジャズで、ちょっとホッとした
という感じだったということです。
ホーキンスのテナー、トミフラのピアノで、ベースとドラムは他の演奏の記憶がない人ですが、この
ベースとドラムが、いい感じの仕事をしていて、演奏の渋みを醸し出してくれています。
録音も、この時代の良い録音がしっかりなされていて、ゴリゴリのベースと中音域がぶ厚いテナーの音色と、
ベーシストのうなり声と、奥でチョロっと聞こえる食器の音。 わはは、典型的ですなぁ
てことで、この盤の典型的なジャズの名盤の1つといえると思います。
で、冒頭の5つの分類に戻るのですが、この盤は典型的な[a.]な演奏(という私の認識)です。
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