ドクトル梅津バンド "eight eyes and eight ears"

梅津和時率いる、ドクトル梅津バンドの1985年の作品です。
たぶん、バンドの中後期にあたる頃の録音です。
今週前半に中古で見つけて買ってきました。

メンツは、梅津さん、片山さん、早川さんに、菊池隆さんの4人です。
前半に書いた3人は、私のblogではおなじみの方なので、おおよそどんな演奏かは自明ではありますが。。。

その通りであります(笑)

演奏は菊地さんの攻撃的なドラムに、早川さんのドロドロブリブリのベースが絡みつくリズムの上で、
梅津、片山の両氏が自身の持ち味をたっぷり吐露した激情のブローをかます。という感じで

多分、想像通りだと思います。
アルバム収録時間は、36分と短めですが、それでも一気に聴かせるだけの勢いと力は充分にあります。

この辺の演奏(多分、中央線ジャズと言われている当たりは、ほぼ全部)は、フリージャズにカテゴライズされ
ることが多いと思いますが、基本的にリズムはしっかりしていて、テーマもキャッチーなメロディになって
いるものがほとんどで、管楽器がソロを始めると強烈なブローで吠えまくるというパターンが多いと思うので、
("渋さ"は、大所帯なので、テーマの裏でもブローしてること多いですね(笑))フリーだからと躊躇することなく、
機会があれば聴いてみることをお奨めします。
実は、結構ハマる人多いと思うんですけどねぇ


私も、無リズムの完全フリーは、結構苦手なものが多いです。

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