Kurt Rosenwinkel "east coast love affair"

Kurt Rosenwinkelの1998年の作品です。
fresh sound new talent シリーズの復刻で、最近再発されたのを、しかも中古での購入です(笑)

メンツが、アヴィシャイコーエン+ホルヘロッシという、今考えると相当な実力者を従えての1996年の
ライブ録音です。

演奏は、かなりオーソドクスなジャズギタートリオという感じで、特に変な技巧、ギミック、フリーな
アプローチなどもなく、本当にごくごくオーソドクスにジャズを演っています。
曲も、"turn out the stars""pannonica""lazy bird""'round about midnight"なんてジャズメンオリジナルが
半分以上を占めているという、選曲でもごくごくオーソドクスなジャズになっているのであります(笑)

でもさすがに、その後話題になる人たちだけあって、普通に聴いていても普通に良い演奏だぁと思わせながら、
しっかり聴いていると、多少の緊張感を伴いながら、非常に強度のある演奏が繰り広げられてまして、
・・・・ニヤニヤしちゃいます(笑)

fresh sound new talent シリーズは、あたりはずれ の差が大きいと言われていますが、これは再発される
だけあって、しっかり当たりなわけでありました...


Kurt Rosenwinkel "east coast love affair"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=193606)

先日の、ジェフバラードに、この盤のアヴィシャイコーエンは、チックコリアのoriginで有名になった人
なのですが、その前のパトティッチ、ウェックルの例もあるように、チックコリアの若手を見いだす力
というのも、たいしたもんだと思います。

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