Philip Catherine "GUITAR GROOVE"

フィリップカテリーンというギタリストのアルバムです。
これまた、信頼厚いDREYFUSレーベルの1998年の作品です。

この盤は、たしかcyber fusion(http://www.jazzfusion.com/)で健筆をふるうTKO氏に教えてもらったと
記憶しています。

全部で13曲入っていて、前半1-7が"Grooveパート"、8~13が"Quiet Momentsパート"と2部構成になっています。

前半は、fusionな音作りでテンポ早めの曲が並んでいます。fusionと言っても、テクニックを誇示するような
タイプではなく、気持ちよいスピードで気持ちよい音楽を奏でているというようなタイプです。
※そう言う意味では、大編成弦付きではないが、CTIに通じるものがある・・・・かも(汗)

後半は、スローテンポな曲が集まっていて、こちらはジャズっぽい感じがより表出しているような演奏です。

全体的に、いろいろ手を変え品を変えという感じで多彩な奏法で、単調にはならない飽きさせない演奏をして
まして、ピアノ(キーボード)とともに、印象的なソロなんかも出てきて、なかなか良いアルバムに仕上がって
います。
ジャンゴラインハルトに"はまって"ギタリストになったらしいですが、彼自身は、ジャズよりのオーソドクスな
フュージョンギタリストという感じ、具体的に誰っぽいというのは。。。。


ちなみに、philip catherine(g),jim beard(p/kb),alfonso johnson(b),rodney holmes(ds)の4人編成での
演奏です。
PHILIP CATHERINE "GUITAR GROOVE"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/611871)

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