Jan Lundgren "Les Patapluies De Cherbourg""

ヤンラングレンさんのトリオ作品です。「jazz in cinemas」シリーズの第1弾というヤツで、
レーベルは"マシュマロexport"の国内盤です。放題は「シェルブールの雨傘」です。

録音が、2003年12月で、発売が翌年5月となっています。
メンツは、Jesper Lundgaard(B)、Alex Riel(Ds) です。
ちょうど、ピアノトリオが異常に盛り上がっていた頃の作品ということになるので、ブームに乗っかった
っていうところじゃないかと勘ぐっていますが...

演奏は、名手3人なので、悪いハズはないのです。曲は、おおむね知っているものばかりだし、演奏も
特に、ギミックというか、凝ったことをやっているわけでもなく、ごくごくオーソドクスなピアノトリオ
演奏になっています。そういうわけで、緊張感とか、姿勢を正して聴きたくなるような雰囲気とかでもなく
でも、無条件にくつろいだ雰囲気というわけでもないところが、非常に好感触というか。。。
特にピアノの、粒立ちの良い音で、リリカルな演奏がされているのが印象的なところと
ベース、ドラムが、主張しすぎずに好サポートをしているバランスが、絶妙で ・・・ (^^)

ピアノトリオブームの時、異常反応して買いまくったりはしてなかったと思ってます(充分買っていたと
言われるかも知れませんが)が、しばらくしてその頃(ったって、2~3年前なんですけど)のアルバムを
ちょっとお安く買って(そう、中古入手です。)きて、楽しむのも、まぁ良いんじゃぁないでしょうか(笑)

ところで、「jazz in cinemas」シリーズって、第何弾まで続いたのでしょうかねぇ...



Jan Lundgren "Les Patapluies De Cherbourg"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1875157)

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