Michel Petrucciani "SOLO LIVE"

ミシェルペトルチアーニのソロライブ作品です。Dreyfusから1998年に発売されたものです。

当初、pianoソロ作品があまり好きでなかったこと、ちょっと甘めのpiano音に、マイフェイバリットと言える
ほどには聴いていなかったので、このアルバムも発売してすぐに入手したわけではなかったのです。(恥)
確か、どなたかかに聴かせてもらって一気に気に入って、買い込んだと記憶しています。

Looking upから、Take the A Trainまで、全11曲が収録されているのですが、一気に聴かせてくれます。
エンターテイメント性が凄く強く、全然飽きさせない上に、元々定評のあるピアノの上手さが加わって
さらに、音の粒立ちが非常によろしい(音が立っているとは、この演奏の事をいうのであろう)と、
非の打ち所のない演奏という感じで迫ってきます。　あぁ、気持ちよい(笑)
圧巻は、最後の"she did it again ~ Take the A Train ~ she did it again"の演奏でしょうか。

she did it againのイントロが、そのまま、汽車の走る音に例えられて、そのまま Take the A Train に
引き継がれ、最後に汽車の走る音に戻って、ゆっくりになって終わるというのは、秀逸なアレンジだと思います。

she did it againの初出は、"Michel Plays Petrucciani"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/166973)の
はずです。この盤が結構好きなんです(^^;;


Michel Petrucciani "SOLO LIVE"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/585298)

しかし、夭折が惜しまれるピアニストです。結局、ナマでは見られずじまいでした...。