Maciek Grzywacz "THINGS NEVER DONE"

イメージ 1

先日、某所でavishai cohen(Tp)の話題がちょっと出ていたら、それが頭に残っていまして
その数日後に、店頭でCDを眺めていたらavishai cohenの名前を見かけちゃったら、そのまま
手に持って、レジに並んでいました。(笑)

MACIEK GRZYWACZというギタリストのアルバムに全面参加しているもので、編成は、1ホーン+ギタートリオ
になります。
メンツは、MACIEK GRZYWACZ(G), AVISHAI COHEN(Tp), PIOTR LEMANCZYK(B), KRZYSZTOF GRADZIUK(Ds)
ですが、Tp以外知らない人です。

店頭のポップ(これに目が行った)に、2度も"渋い"と書かれていまして、ちょっとヤバいか?という懸念を
買うときに頭をよぎっていたのですが、聴き始めた1曲目のイントロが、ちょっとフリーな雰囲気を
醸し出していてちょっとドキドキしたのですが、冷静に聞いてみると特に変拍子とか特殊なリズムは
使われていないし、ただ拍単位での音が希薄なだけだったということがわかりまして、そうなればこっちのもん
って感じで、それを拠り所に聴き出してからは、この盤の魅力の大半を楽しめちゃったと勝手に思っています。
で、この盤の魅力ですが、たしかに一言で言えば"渋い"なのかもしれませんが、基本的に、非常にクールな
演奏という印象です。
ただし、リズムはかなりしっかりとれるし、テンポもあまり遅くないので、かなり自由に演ってるように
聴こえながら、普通に聴ける感じではあります。

丁々発止の演奏がベースとドラム(、ギター)が奏でている上で、メロディ楽器であるTpとGが、のびのびと
ソロを繰り広げるという感じの演奏が主体で、avishai cohen(Tp)の魅力も、存分に発揮されているし、
それに比肩するくらいに、ギタートリオがいい味を出していまして、なかなか聴き応えのある作品って感じに
なってます。

ただ、多分この盤の入手は、国内ではかなり難儀(通販で普通に入手できますが、店頭で見たこと無い)
ではないかというのが、最大の難点ではないかと思っています。

MACIEK GRZYWACZ "THINGS NEVER DONE"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1219531)

この記事へのコメント