Moutin Reunion Quartet "Power Tree"

イメージ 1

Moutin Reunion Quartetの"Something Like Now"を先日買ってきて、聴いて良かったと記事を書いたのは
約1週間前でした。
そのとき、前2作も良いから聴いてみな とアドバイスをいただいてまして、店行く度に気にしていたら
かなりあっけなく、本盤(リイシューされた新ジャケのほう)を、未開封中古盤で見つけました。


同じMoutin Reunion Quartet名義でのアルバムですが、メンツは2人のMoutinさんはそのままで、他の人は
入れ替わっていまして、4人組なので50%入れ替わっていることになります。
この盤では、Baptiste Trotignon(P), Sylbain Ceuf(Ts,Ss)が参加しています。
このピアニストの名前にうっすらと記憶が。。(http://www.hmv.co.jp/product/detail/413950)この方ですね。
しかも、この盤自分でも所有してますなぁ(未紹介?)

この盤は2000年の録音ということで、このユニットの初録音盤ということになるんだと思います。
この後"Red Moon"が2003年、"Something Like Now"が2005年発売となっています。
ってことは、今年か来年あたり新譜が期待できそうです...。

さて、演奏ですが"Something Like Now"に較べると、さすがにちょっと若さ(初々しさ)が出ていると言ったら
良いのか、全体にパワフルな熱い演奏を繰り広げると言う感じではなく、端正な演奏と言う言葉が似合いそうな
感じになっています。
という印象を持ったのですが、実際のところは、シリアスめな演奏を目指したということかもしれません。
んん~、shorterの最近の盤のような印象を感じる場面もあったりして、良い演奏であることは間違いの
ないところではありますが、個人的には"Something Like Now"のほうが好きかなぁ。
いや、録音のせいもあるのかなぁ、ちょっとおとなしめに録られているのかもしれないと思ってみたり...。
曲調も、"Something Like Now"に較べると、ちょっと遅めの曲が多い気もします...。

全体に"Something Like Now"のほうが、アグレッシブで、聴いてて楽しいアルバムというのが感想ですが
5年経って より魅力的なユニット に進化してきたとも言えるような気もしまして、次作の期待度は高まります!!


Moutin Reunion Quartet "Power Tree"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1373666)

この記事へのコメント