STEREOSOUND 162号

今週初めにSTEREOSOUND 162号が発売になっています。

1.ディスク紹介に元ジャズ批評編集長の原田和典さんが執筆しています。
 実は、前号からそうだったのですが、オーディオ誌のディスク評というと、良い演奏であることと
 良い音である事が両立している盤の紹介が基本だと思うのですが、原田さんにその力量があるのか
 非常に疑問だという気がしています。
 そう言う意味では、起用は編集者の大英断があったんだろうなぁと言うことだと思います。
 個人的には、音の良さは置いといても、演奏の良さだけで紹介してもらえれば充分なので、密かに
 楽しみな連載ができたなと、ニヤついています。

2.今号の特集は
 JBL、Sonus Faber、Tannoyのフラッグシップモデルに、たくさんのアンプをとっかえひっかえしての
 大試聴会なのですが、個人の文章が並ぶようなことはせず、終始3人の対談内容だけで占められて
 います。
 これが、なかなかいろいろ考えさせられて、読み応えがあります。
 ちょっと前から、こういうスタイルが多くなったのですが、これは良いと思っています。

3.4343のエンクロージャ入れ替え
 という連載の最終回で、実物の写真が出ています。賛否両論あると思いますが、一見の価値はあると
 思います。
 立ち読みででも、見てみると良いと思います。

4.逸品館の広告に
 1ページ小さい文字がたくさん並んでいる箇所があるのですが、なかなか面白いと思います。

5.あとがきに
 編集長が、シトロエンの乗り換えをしたことが書かれています。
 GS->Xantiaだそうです。 エンスーですねぇ(笑)

 そういえば、TZB主催であらせられる坪口さんもシトロエン乗りなんだそうです。 
 車種は不明ですが..

6.JBL首脳陣がベイシーを訪問
 したことが、菅原さんにとって、かなり大きな出来事だったようです。
 "聴く鏡"は、これで2号連続でその話題になっています。とはいっても、2度目の訪問があった
 そうですが...。
 その、菅原さんの名著"ジャズ喫茶「ベイシー」の選択"が、新しく2編を加えて文庫で再発された
 そうです。
 タイトルが変わっているので注意
 "サウンド・オブ・ジャズ! JBLとぼくがみた音" (http://www.bk1.co.jp/product/2761225)

"STEREOSOUND 162号" (http://www.stereosound.co.jp/ssweb/)

この記事へのコメント