John Patitucci "Line By Line"

見つけて買ってきたものです。
全部で14曲収録されていますが、弦楽四重奏入りが4曲他の10曲がカルテットでの演奏になっています。
カルテットのメンツはAdam Rogers(G), Brian Blade(Ds), Chris Potter(Ts)ということで、こっちが目当て
での購入であることは間違いありません。
1 Root
2 Agitato
3 Circular
4 Folklore
5 Dry September
6 Nana
7 Theme and Variations for 6-String Bass and Strings
8 Line by Line
9 Evidence
10 Jesus Is on the Mainline
11 Incarnation
12 Soaring
13 Tone Poem
14 Up With The Lark
実際の演奏を聴いても、カルテットの演奏のほうがやっぱり楽しめる感じはいなめません。
それでも、内省的というか考えられた演奏という感じの曲が多めなのは、ある部分いたしかたのないところの
ような(と、ある程度の理解を示せるのではあります)感じはあるのですが、部分的に、なかなか聴かせる
熱めの演奏も入っていまして、そういう演奏だけ選んで聴いている分には、なかなか良いアルバムじゃない?
という感じにもなるのでありますが..。
ただ、全部を通して聴くには、やっぱりちょっと体力がいるというか、ちと聴き飽きちゃうというか、
だらだら感を感じる部分があるのも事実じゃないかと思います。
聴いてて、耳を引き寄せられるのはAdam Rogersのギターでしょうかねぇ
Chris Potterも、瞬間的には良い演奏を聴かせてくれるんですが、全体的にはPotter目当てで買う盤では
ないというのが正直なところですかねぇ..。
Brian Blade(Ds),John Patitucci(B)も、凡庸な演奏をしているわけじゃぁないんですけど、ブチ切れるとか
そういうタイプの演奏をしている感じは低いので、渋い演奏に感嘆は出来ても、大音響でスカッと気持ちよく
聴き抜くと言う感じではないことは、書いておきます。
この盤聴いて、Adam Rogers"Time & The Infinite"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2513220)に
進むというのは、まっとうな進み方なんじゃないかと思ってしまいました。
ちなみに、この盤買ってません。持ってません。近所の店で中古で出ていたのを見た記憶があります。
John Patitucci "Line By Line"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1238074)
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