五味康祐 "いい音いい音楽"
残念ながら、ほとんどが廃本になっていて、新品で買うことは出来ません。
また、古書店でもみかけることはありません。
ということで、図書館で見かけたら借りてきて読んでいますが、それでも限度があります。
五味さん自身は、クラシックを聴く人なので、読んでどれだけ感銘を受けるかというのはあるのですが
オーディオに対する姿勢は、かなり真摯なところがあり、そういう精神性は、充分読む価値があると思って
います。
で、この本も図書館で閉架に入っているのをみつけて、書庫から出してきてもらって借りてきたものです。
1980年前後に、いろいろな雑誌に書かれた文章をまとめたもののようですが、内容的には、かなり平易に
書かれていて、読んでいて難解な部分は
たしかに、実際の音楽についての言及はクラシックなんですけど、クラシックをあまり聴いてなくても
充分読んでいけるような内容だと思います。
この本で、特に気を惹いた部分は
五味さんがクラシックだけを認めていたわけではなく、ロックについても良いものは良いと言っていること。
当時は、FMエアチェックがオーディオの主流だったこと。
「FMもそんなに捨てたもんじゃない音質を持っている」というような発言があったり
メタルのカセットテープについての文章があったり、
TVの音声が、作る側が画像ほどには手を入れていないから、音が良いとか
と、この本が読みたくなったら、(http://www.audiosharing.com/)で
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もうすぐ読めるようになるんじゃないかと...
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