Eli Degibri "Emotionally Available"

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またまた、中古で適当買いしてきました。
この盤は、ワンホーンカルテットという編成に、drumsがjeff ballardであること、それから曲目を見ての直感、ついでにジャケットでしょうか(笑) ご覧の通り、ちょっとゲイ入っていそうなお兄さんのちと恐い顔って感じなんですが、なんとなく演奏に期待
感が持てるような気が(当初、"惹かれる"と書いてて、誤解されたw)しまして..

ちなみに、これまたFSNTレーベルで昨年8月リリースされた盤のようです。


リーダーのEli Degibriはsax吹きの人で、この盤ではsopranoとtenorを使っています。
以前に1枚リーダー作が出ているようですが、そちらのジャケも、純粋にジャケ買いできるかというと..

さて、演奏ですが、比較的オーソドクスなジャズって感じではあるのですが、Saxがおおらかな演奏でありながら、野性的というか野放図なというか、ふてぶてしさを感じさせる音で、がんがん責め立てるというには、ちと優しさがにじみ出るような音ではありまして、気持ちよく歌っている感じが聴いていて気持ち良いっす。
でも、感情が高ぶると音数が増えて 静か(それでも静かにって感じ)に熱くなるような演奏もしてくれちゃってます。
で、ピアニストがオーソドクスな感じではありますが、それが見事にリリカルに響くバッキングをしていまして、これまた印象的であります。
これをjeff ballardの的確なドラムが下支えしてまして、これがかなり効いているんだと思います。
どうも、ベーシストに印象が薄いですなぁ...


ってことで、曲目を書いておきます。
1 Song For A Sad Movie
2 Big Fish
3 Like Someone In Love
4 Mika
5 Pum-Pum
6 Giant Steps
7 Wild Wild East
8 Mmmaya
9 Emotionally Available

ついでに、メンツも書いておきましょう。全然、知ってる名前無いんですけど..
Eli Degibri(Ts,Ss), Aaron Goldberg(P), Ben Street(B), Jeff Ballard(Ds)
4曲目にゲストでZe Mauricio(Pandeiro)


Eli Degibri "Emotionally Available"(http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1242992)

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