Dag Arnesen "Time Enough"

先日、Dag Arnesenの"Norwegian Song"を紹介(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48498127.html)
したところ、クリスさんに"Time Enough"なんて言われまして、コリャ買うしかないでしょうと新品の注文を
入れましたところ、その翌日だったか、約一ヶ月前？にあったピアノトリオ放出の残骸を眺めていたら・・

見つけちゃいました。
思わず、買い込んできて、その日の内に新品買いをキャンセルして..

メンツは"Norwegian・・"同様の　Dag Arnesen(P)、Terje Gewelt(B)、Pal Thowsen(Ds)となっていまして
演奏曲は、下記10曲。すべて、Dag Arnesenのオリジナルのようです。
1 WOULD I ?
2 TRIO II
3 MADAM FELLE
4 STRIPEN
5 THE AUNTS
6 VIEW FROM A MOUNTAIN
7 THREE EACH
8 TIME ENOUGH
9 LINE DOWN
10 TIL JENS

で、肝心の演奏ですが、前作(正確には"Norwegian・・"が今年、"Time・・"が2005年なので..)とは
うってかわって、ノリの良い演奏が並んでいまして、これが北欧産か？米国産と違う？と思わせる
ような印象があります。(大袈裟です。steve kuhn盤と較べちゃいけません。)
リリカルでメロディアスで、ちょっとかわいい感じの音楽、演奏が目白押しで、聴いててとても気持ち
よい演奏が並んでいます。
しかも、音量バランスのせいかもしれませんが、リズムの２人(特にdrummer)の活躍が顕著でこれまた
好印象であります。

と言うことで、このトリオの印象が結構違っちゃいました。
ただ、印象が違っただけで、充分良い演奏であることは間違いありません。
自分は"Norwegian Song"からこのトリオに入ったので、刷り込みがある部分牧歌的雰囲気のある演奏に
違和感がなく、"Time Enough"が異色に聞こえるのですが、クリスさんの記事では、"Time Enough"の
ほうが上と書かれているとおり、本来の持ち味はこちらにあるようです。



DAG ARNESEN "Time Enough"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1493528)