『疾風怒濤のJAZZオーディオ放蕩生活』
寺島さんのオーディオ本 第4弾がでました。
第4弾で良いと思います。ちなみに、過去の3冊は↓
その1 JAZZオーディオ「快楽地獄」ガイド"
その2 JAZZオーディオ悶絶桃源郷
その3 JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦
過去の3冊は、散財日記的で、ご本人の苦悶?というかいろいろ楽しみながら悩みながら、いろいろな人に
影響されつつ、あっちへふらふら、こっちへふらふら 自分の求める音自体が揺れ動くさまを見せつつ
そのとき買った装置(本体、ケーブル、その他)を、どうやってどういう音になったかというのを、ある意味
おもしろおかしく読みつつ、その体験を追体験しているようなところが面白かったのですが...
今回の版は、かなり達観しちゃった心境って感じで、アレ買って失敗したとか、あの一言にひっかかって..
のような話はあまり出てこなくて、清水の舞台から飛び降りるような購入の決断とその熱気を感じるような
文章もなく(購入自体は同等程度の価格でやっているけど、熱気が感じられない。My電柱にも手を出して
いるが、一喜一憂が感じられない)
もう、装置は、デザインでもなんでもなんかピンと来たらそれで決まりって感じで、後はケーブルの
組み合わせでなんとでもできる なんとでもなるというようなかんじになってるし、
自分はいろいろ試しているけど、これはパーソナルな事で、同じものを同じようにあてがってもあなたの所で
同様の効果が出ることはほとんどないから、参考にならないですよ
とか、そういう感じになっちゃってまして、まぁたしかにその通りなんでしょうけど、そういう前提で書い
ちゃったら、もう文章で他人の所業(装置の批評家の評論含む)を読む必要なんてない(=自己否定)しちゃってる
わけで、これじゃぁ読んでておもしろいこと無いじゃんって感じです。
成功失敗含めて、高価な品々を散財して熱く一喜一憂しているのを読むことで、なんとなくその品々のことを
想像してみたり、それを自身に振り向けて今後の買い物の参考(にするための材料程度か?)にするのが
面白く読めた動機だった思うんですけど..
例えば、今回の本にもちょっと書いてあるけど、いろいろなケーブルをとっかえひっかえしている経験から、
どう組み合わせたらどういう音になったというのを体系的に書いて、好き嫌いで論ずるだけでも結構
おもしろい文章になると思うんですけどねぇ。。 キリもないんですけどね(笑)
寺島靖国『疾風怒濤のJAZZオーディオ放蕩生活』(http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309269689)
第4弾で良いと思います。ちなみに、過去の3冊は↓
その1 JAZZオーディオ「快楽地獄」ガイド"
その2 JAZZオーディオ悶絶桃源郷
その3 JAZZオーディオ寝ても覚めても四苦八苦
過去の3冊は、散財日記的で、ご本人の苦悶?というかいろいろ楽しみながら悩みながら、いろいろな人に
影響されつつ、あっちへふらふら、こっちへふらふら 自分の求める音自体が揺れ動くさまを見せつつ
そのとき買った装置(本体、ケーブル、その他)を、どうやってどういう音になったかというのを、ある意味
おもしろおかしく読みつつ、その体験を追体験しているようなところが面白かったのですが...
今回の版は、かなり達観しちゃった心境って感じで、アレ買って失敗したとか、あの一言にひっかかって..
のような話はあまり出てこなくて、清水の舞台から飛び降りるような購入の決断とその熱気を感じるような
文章もなく(購入自体は同等程度の価格でやっているけど、熱気が感じられない。My電柱にも手を出して
いるが、一喜一憂が感じられない)
もう、装置は、デザインでもなんでもなんかピンと来たらそれで決まりって感じで、後はケーブルの
組み合わせでなんとでもできる なんとでもなるというようなかんじになってるし、
自分はいろいろ試しているけど、これはパーソナルな事で、同じものを同じようにあてがってもあなたの所で
同様の効果が出ることはほとんどないから、参考にならないですよ
とか、そういう感じになっちゃってまして、まぁたしかにその通りなんでしょうけど、そういう前提で書い
ちゃったら、もう文章で他人の所業(装置の批評家の評論含む)を読む必要なんてない(=自己否定)しちゃってる
わけで、これじゃぁ読んでておもしろいこと無いじゃんって感じです。
成功失敗含めて、高価な品々を散財して熱く一喜一憂しているのを読むことで、なんとなくその品々のことを
想像してみたり、それを自身に振り向けて今後の買い物の参考(にするための材料程度か?)にするのが
面白く読めた動機だった思うんですけど..
例えば、今回の本にもちょっと書いてあるけど、いろいろなケーブルをとっかえひっかえしている経験から、
どう組み合わせたらどういう音になったというのを体系的に書いて、好き嫌いで論ずるだけでも結構
おもしろい文章になると思うんですけどねぇ。。 キリもないんですけどね(笑)
寺島靖国『疾風怒濤のJAZZオーディオ放蕩生活』(http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309269689)
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