Darrell Grant "Truth and Reconciliation"
stingの"king of pain"をどう演奏しているか、聴きたかったってのはるかなぁ..。
いや、メンツは見てます。かなり凄いメンツのそろい踏みって感じです。 ↓以下の通り
Darrell Grant(P)、John Patitucci(B)、Brian Blade(Ds)、Bill Frisell(G)、Steve Wilson(Sax)、
Joe Locke(Vib)、Adam Rogers(G)
演奏曲は以下の通り。そう2枚組なのであります。
ディスク 1
1 Reconciliation
2 Ubuntu
3 Way You Look Tonight
4 Tight
5 Introduction
6 Fils du Soleil (For Tony Williams)
7 Day of Grace
8 Resolution of Love
9 King of Pain
ディスク 2
1 King of Pain (Reprise)
2 Cross of Gold
3 When I See the Water
4 Blues for the Masters
5 I Shall Believe
6 Geography of Hope (I am Music)
7 Algo Bueno
演奏は、ピアノトリオでの演奏を核として、ゲスト的に他の演奏者が参加しているようなイメージ。
例えばディスク1では1曲目はBill Frisell、3曲目でJoe Locke、8曲目でSteve Wilson、Adam Rogers、
てな感じです。
で、vocal入りの曲が2曲入っていますが、これはリーダのDarrell Grantが歌っています。
それと、ディスク1/2各2曲ずつ演奏の前に、誰かの演説(ライナーに人と文言が書いている)が入って
いるのが特徴でしょうか。(音楽を聴くのには邪魔だけど、そう長くないしあまり)
その核となるピアノトリオがJohn Patitucci(B)、Brian Blade(Ds)なので、演奏はかなり強力です。
リーダーのDarrell Grantも、ほどよくアグレッシブでよく歌う演奏がされています。
全体的には、現代ジャズとしてかなり完成度の高い演奏で、聴いていてかなり気分が良いです。
ただ、2枚組である必要性はあまり感じられなかったかなぁ。ちょっと冗長になっている感じが
します。
1枚で、グッと中身を凝縮した構成でも良かったのかも..。
Darrell Grant "Truth and Reconciliation"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2539079)
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