山中千尋 "Abyss"
山中さんは、何作目になるんでしょう
一通り、映像作品以外は全部買っているつもりですが、前作がなかなかヨカッタので、今回の作品は
期待度は、皆さんもかなり高かったと思います。
ただ、今回は電気鍵盤楽器を使用しているという話が発売前に伝わってきたときに、某大西さんの
ことを思い出した人も、これまた多いんじゃないかと思います。
彼女の場合、電気鍵盤楽器を使用したfusion作品を作ったところで、巷のジャズファンに愛想をつか
れた感じになって(事実、あまりデキは良くなかったと思う。)、その後何がきっかけだかしりません
が、実質的引退状態になっちゃったという経緯があります。
※最近、ライブ演奏活動はしているようです。
で、デビュー以来何作か純ジャズ作品を作ったところで、同様にここらで趣向替えって感じで、電気
鍵盤楽器を使用して新しいことに挑戦しているんだと思いますが、個人的には、あまり変なことは
やらんほうが良いなぁと思いつつ.. でも、買ってしっかり聴いてみるというのが聴く前の心境って
ところです。
演奏曲は以下の通り
1.Lucky Southern(Keith Jarrett)
2.The Root Of The Light(Chihiro Yamanaka)
3.Sing Sing Sing - Give Me A Break (Louis Prima - Chihiro Yamanaka)
4.Take Me In Your Arms(Markush/Rotter/Parish)
5.For Heaven's Sake(Edwards/Bretton/Meyey)
6.Giant Steps(John Coltrane)
7.I'm Gonnna Go Fishin' (Duke Elling ton)
8.Forest Star(Bruno Raberg)
9.Being Called(Chihiro Yamanaka)
10.Down Town Loop(Chihiro Yamanaka)
で、演奏ですが、全体的にはノリの良い演奏が多く、ノリノリの弾きまくりって感じの演奏が大半を
占めていて、でもFUSION系というよりは、まだジャズの部類に収まるような感じの演奏になっています。
と言う意味では、"意欲的"あるいは、"実験的"な作品ということになるんだと思います。
ただ、極々オーソドクスな4ビート、バラード演奏なんてのも入っていまして、この辺で電気鍵盤楽器
毛嫌いする人もつなぎ止めておくような手を打っているのかなぁとか..
アレンジの範疇だったり、アドリブに紛れ込んでいたりで、たまに聴き知ったフレーズが出てくるのが
良い感じでした。2曲目でParisian Thoroughfareが紛れ、3曲目のイントロはアレですね(笑)
他のメンツは、・・・特にドラムの活躍が目立っている感じです。
と、メンバーを見ると、Kendrick Scott(ds)、Vicente Archer(b)の2人。
ん?drummerは(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48091212.html)この人ですね
リーダー盤より、こっちの盤のほうが頭を使ってる量が少ない分、脳天気に楽しめるドラムって感じで、
好印象ですな。
今作は、電気系中心に、刺身のつま的にアコースティクを入れてきて、とっちらかった印象と感じる
人もいるような作品(個人的には、刺身のつま的なので、あまり悪印象は無い)になっているので、次作では
どっち方面に降ってくるのかってのが、興味の対象って感じです。
もし、さらに趣向替えで管楽器導入を考えてたとしたら、なんとなくやめておいたほうが良いように
思います。(特に、深い理由はないんですけど、なんとなく..)
山中千尋 "Abyss "(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2577368)
一通り、映像作品以外は全部買っているつもりですが、前作がなかなかヨカッタので、今回の作品は
期待度は、皆さんもかなり高かったと思います。
ただ、今回は電気鍵盤楽器を使用しているという話が発売前に伝わってきたときに、某大西さんの
ことを思い出した人も、これまた多いんじゃないかと思います。
彼女の場合、電気鍵盤楽器を使用したfusion作品を作ったところで、巷のジャズファンに愛想をつか
れた感じになって(事実、あまりデキは良くなかったと思う。)、その後何がきっかけだかしりません
が、実質的引退状態になっちゃったという経緯があります。
※最近、ライブ演奏活動はしているようです。
で、デビュー以来何作か純ジャズ作品を作ったところで、同様にここらで趣向替えって感じで、電気
鍵盤楽器を使用して新しいことに挑戦しているんだと思いますが、個人的には、あまり変なことは
やらんほうが良いなぁと思いつつ.. でも、買ってしっかり聴いてみるというのが聴く前の心境って
ところです。
演奏曲は以下の通り
1.Lucky Southern(Keith Jarrett)
2.The Root Of The Light(Chihiro Yamanaka)
3.Sing Sing Sing - Give Me A Break (Louis Prima - Chihiro Yamanaka)
4.Take Me In Your Arms(Markush/Rotter/Parish)
5.For Heaven's Sake(Edwards/Bretton/Meyey)
6.Giant Steps(John Coltrane)
7.I'm Gonnna Go Fishin' (Duke Elling ton)
8.Forest Star(Bruno Raberg)
9.Being Called(Chihiro Yamanaka)
10.Down Town Loop(Chihiro Yamanaka)
で、演奏ですが、全体的にはノリの良い演奏が多く、ノリノリの弾きまくりって感じの演奏が大半を
占めていて、でもFUSION系というよりは、まだジャズの部類に収まるような感じの演奏になっています。
と言う意味では、"意欲的"あるいは、"実験的"な作品ということになるんだと思います。
ただ、極々オーソドクスな4ビート、バラード演奏なんてのも入っていまして、この辺で電気鍵盤楽器
毛嫌いする人もつなぎ止めておくような手を打っているのかなぁとか..
アレンジの範疇だったり、アドリブに紛れ込んでいたりで、たまに聴き知ったフレーズが出てくるのが
良い感じでした。2曲目でParisian Thoroughfareが紛れ、3曲目のイントロはアレですね(笑)
他のメンツは、・・・特にドラムの活躍が目立っている感じです。
と、メンバーを見ると、Kendrick Scott(ds)、Vicente Archer(b)の2人。
ん?drummerは(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a48091212.html)この人ですね
リーダー盤より、こっちの盤のほうが頭を使ってる量が少ない分、脳天気に楽しめるドラムって感じで、
好印象ですな。
今作は、電気系中心に、刺身のつま的にアコースティクを入れてきて、とっちらかった印象と感じる
人もいるような作品(個人的には、刺身のつま的なので、あまり悪印象は無い)になっているので、次作では
どっち方面に降ってくるのかってのが、興味の対象って感じです。
もし、さらに趣向替えで管楽器導入を考えてたとしたら、なんとなくやめておいたほうが良いように
思います。(特に、深い理由はないんですけど、なんとなく..)
山中千尋 "Abyss "(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2577368)
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