RAdIO "RAdIO"

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川下直広(Ts,Vln)、不破大輔(B)、渋谷毅(P)、芳垣安洋(Ds)の4人のユニットで、地底レコードから出ているアルバムです。
しかし、このメンツはちょっと強烈かつ強力って感じで、期待感高まるものがあります。

演奏曲は下記3曲ですが、63分の収録時間です。
1.TOKI
2.RADIO
3.UME ROCKO
※ちなみに、1,2曲目はゲストでgianni gebbia(Ss)が入っています。

どうやら、Brigitte Fontaine "Comme A La Radio(ラジオのように)"をフィーチャーした作品とのことのようですが..。
きっちり聴き較べたら、だいたいわかりましたが、普通に聴いている分には、あまりはっきりとは..
って言うか、素材が"それ"というだけで、演奏自体は完全に独自のものになっているのでそういうことを考えて聴く必要はあまりないのかなぁと..。


演奏ですが、これは想像通りに強烈に強力なアルバムです。
芳垣さんのちょっと乾きめのドラム(スネア)の音と、不破さんのゴリゴリのベースが相当に気持ちよい上に川下さんのSaxも吠える吼えるって感じで、この快感は聴いていただかなければわからないと思います。(いや、そんなことないか?)

どうも、この辺のアルバムというとフリーキーな音を想像することが多いと思うのですが、上で旋律がどうなっていようと芳垣、不破のビートがかなり強力かつ明確に出ているため、しっかりとリズムが判別する分、想像するよりもかなり聴きやすい部類に入ると思います。



しかしこの盤は、殊更に不破さんのベースのゴリゴリ感が強烈に印象的に響きました。
いや、それ以上にぶっ叩いてる芳垣さんが強烈なんです。実は..

RAdIO "RAdIO"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1907810)

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