Jaco Pastorius "Back In Town"
確か、当時の奥さんtracyの誕生日の日に、フロリダのPlayers Clubで飛び入りで演奏したときの演奏とのことです。
時期は、1978年1月ということで、Weather Reportに在籍してからの演奏ということになります。
ジャコ参加盤は大概買っている(多分boot含め、ほぼコンプリートです。)ので、これも迷わずウィッシュリストに突っ込んで、すぐにカートに移した(嘘、若干のタイムラグあり)のですが、届いてから封を切るまでまた若干のタイムラグを持たせたくらいに、なんとなく期待感というのはあまり高くなかったことも事実です。
以前、冷静に考えるとジャコは"金太郎飴的に凄い演奏家"というか、そんな風に感じたことがありまして
、それが頭に残っていたのもあるのでしょうが意表を突くような凄い演奏は飛び出してこないという予感というか..
メンツは、ジャコの古くからの友人の2人で、彼らのステージに飛び入り参加とのことです。
Alex Darque(P)、Rich Franks(Ds)、Jaco Pastorius(B)
音質はまさにBootなのですが、ベース音はかなりしっかり入っていて、あまり不満を感じるって程ではありません。
演奏は、飛び入りのジャムセッションということで、かなりリラックスした雰囲気の中で、おなじみの曲をつらつらと演奏したような感じになっています。
ただ、だらだら演ってる感じは希薄で、久しぶりに旧友に会ったという楽しさ、うれしさに満ちた演奏というのは伝わってきます。
途中ダレるところもありますが、地元のスーパースター(ジャコ)を引き立てるような感じで、ピアノもドラムもそう前面に出てくるようなこともなく好サポートに徹している印象があります。
ジャコも、さすがに脂の乗った時期ということで、期待通りに良い演奏しています。
晩年のある種の緊張感のある演奏もなかなかに聴き応えがありますが、こちらも負けず劣らずになかなか聴き応えのある演奏になっていると思います。
ただ、普通のジャコ好きがここまで買い揃えるべきか?と言うと..でも、すぐに市場から無くなるでしょうから、買っておいても良いのかもしれません。
1 Dexterity~Donna Lee
2 Nefertiti
3 Stella By Starlight
4 Freedom Jazz Dance
5 Kuru-Speak Like A Child
6 Dolphin Dance
7 Continuum
8 Portrait Of Tracey-Okonkole Y Trompa-Early Slang
Jaco Pastorius "Back In Town"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2649350)
この記事へのコメント