Yaron Herman Trio "a time for everything"

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Yaron Hermanという人です。
多分、HMVでのコメントで気になって購入したんだと思いますが、あんまりよく覚えていません(汗)

前作がソロで、これが1年後の2枚目のアルバムということらしいです。
メンツが以下の通りで、ピアニストはイスラエル出身の人だそうです。
Yaron Herman(P)、Matt Brewer(B)、Gerald Cleaver(Ds)

演奏曲は、↓こんな感じで、1曲目がビョーク、9曲目がスティングです。
1 Army Of Me
2 Stompin
3 Layla Layla
4 Interlude
5 Toxic
6 Neshima
7 Paluszki
8 Prelude No2 In B Flat Major Opus 35
9 Message In A Bottle
10 MMM
11 Monkey Paradise
12 In The Wee Small Hours Of The Morning
13 El Toro
14 Hallelujah

基本的には、bad plus、e.s.t.に触発されて出てきたクラシックを土台に置いたエフェクト使用の大仰なピアノトリオというイメージなのですが、2曲目でストライドピアノを挟んできたり、いろいろな引き出しを持った多才かつ多彩なアルバムになっています。

あれだけ、bad plus、e.s.t.が騒がれているので当然その傾倒のピアノトリオが出てくるだろう事は容易に想像できるわけなのでありますが、あまり目立ったフォロワーがいなかったという意味では、このアルバムはそっち方面が好きな方には、文句なしに絶賛されるであろうことは疑いの余地が・・ちょっとだけあるかなぁ(笑)

しかし、1枚のアルバムの中でいろいろな事をやっています。緩急、新旧、素飾、動静、激美・・・
多少散漫な感じになっていることも否定しませんが、とんでもなく長い曲があるわけでもなく、次から次へと万華鏡のように?、玉手箱のように?、満漢全席のような?、走馬燈のように?いろいろな形態の演奏が飛び出してくるようなイメージで、何度聴いても、この次はどんな演奏が飛び出してくるんだ??と、おろおろしながら結局全部聴いてしまうような感じがあります。

正統なジャズとしてのピアノトリオというよりは、奇をてらった感じが強いですが、だから全然ダメって言うのは早計に過ぎると思います。

今後のこのピアニストの進み方が気にはなりますが、まずは試聴してみることをお奨めします。
http://www.amazon.fr/gp/music/clipserve/B000T7QXAA001009/1/ref=mu_sam_ra001_009
http://mp3sparks.com/r2/Yaron_Herman/A_Time_For_Everything/group_73241/album_1/mcatalog.shtml
この程度の試聴じゃ、全然魅力を伝え切れていないですねぇ...
やっぱり、気になったら買って聴いてみてください。

Yaron Herman Trio "a time for everything"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2625814)

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