Chick Corea "Chillin' in Chelan"

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チックコリアのトリオ連作シリーズの3枚目です。
しかし、ここのところのチックコリアの多作振りには、呆れるものがあります。

 中略

それでも、チックコリアの作品となれば買わねばならぬ、聴かねばならぬと、律儀に箱を購入してくるんですから
私も良いお客だなぁと呆れてしまいます(笑)

さて、本題のこのアルバムですが、メンツはかなり興味がそそられる
Chick Corea(P)、Christian McBride(B)、Jeff Ballard(Ds)
という布陣、演奏曲が
1. SUMMER NIGHT
2. THINK OF ONE
3. SOPHISTICATED LADY
4. WINDOWS
5. MONK'S MOOD
6. FINGERPRINTS
7. DUSK IN SANDI
8. WALKIN'
9. DRUMS
となっています。

前半は、トツトツとした演奏というか、3者の息が合っていないと言うかいまいち盛り上がりに欠ける演奏でムムム???でした。
Jeff Ballardの良いところは、ピアニストが弾きまくってるところを、うまく鼓舞して相乗効果的に盛り上げて凄い演奏にしていくところだと思うのですが、それが生かされていないような感じでして..
後半になるにしたがって、本来の持ち味が発揮されて、良い感じに持ち味が生かされた演奏になってきています。
この盤は、モンクに捧ぐとなっているので、前半はそのモンクな雰囲気を出したかったということで、それがモンク以外の曲を取り上げて本来の彼らの演奏になってきたということとかそういうことかも知れません。
だとしたら、2枚目(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/archive/2008/01/22)でもMilesゆかりの曲以外も収録されていて全然文句ないですけどねぇ..。

Chick Corea "Chillin' in Chelan"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2636628)

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