Chick Corea "Boston Three Party"

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チックコリアのトリオ連作シリーズの4枚目です。
しかし、ここのところのチックコリアの多作振りには、呆れるものがあります。

 中略

それでも、チックコリアの作品となれば買わねばならぬ、聴かねばならぬと、律儀に箱を購入してくるんですから私も良いお客だなぁと呆れてしまいます(笑)

4枚目のこのアルバムは、メンツが
Chick Corea(P)、Airto Moreira(Ds)、Eddie Gomez(B)
で、ボストンでのライブです。演奏曲は以下の通りで、Bill Evansをテーマにしているらしいですけど、と言うにはcoreaのオリジナルとボサノバが含まれていて、演奏曲からテーマを感じさせる感じは希薄です。

1. WITH A SONG IN MY HEART
2. 500 MILES HIGH
3. WALTZ FOR DEBBY
4. DESAFINADO (INTRO)
5. DESAFINADO
6. SWEET AND LOVELY
7. SOMETIME AGO-LA FIESTA INTRO
8. SOMETIME AGO-LA FIESTA PART 1
9. SOMETIME AGO-LA FIESTA PART 2

演奏ですが、当初、何度か普通に聴いていたのですが、なんかちょっとピンとこなくて。。。
あるときAirto Moreiraのリーダー作だと思って(Airto Moreiraを中心にして)聴いたら、多少見通しが
良くなったというか、そんな感じになりました。

チックコリアのアルバムなのでchick coreaのリーダー作であると言う(暗黙の)意識で聴くのですが、このライブは、Airto Moreiraを相当にフィーチャしたものだったと想像できるので、意識をそっちに持っていくことが攻略のコツかなぁ とか(笑)
Airto Moreiraのボイスを含む1人舞台を、どう楽しめるかが、この盤のキモなんでしょうねぇ..
個人的には・・・慣れるのに時間がかかりました(汗)

こういう感じ(特にsometime ago)の楽曲には、多少硬質なEddie Gomezのベースがかなり良い感じに響いていたのが印象的でした。


Chick Corea "Boston Three Party"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2636628)

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