Chat Noir "Decoupage"

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HMVの紹介文「ボボ・ステンソン・トリオ、E.S.T.に続き、ジャズ・ファン必聴のピアノ・トリオです。」に
惹かれての購入です。
ということで、事前になんとなく傾向は判っていて、そっち方面の新しい人を掘り下げてみようと言う意図での購入となります。

メンツは以下の通りでChat Noirというのは、ユニット名ということになります。
Michele Cavallari(P)、Luca Fogagnolo(B)、Giuliano Ferrari(Ds)
当初、シャノアール(黒猫)という芸名のピアニストかと思っていたのですが(^^;;

演奏曲は、下記9曲。9曲目はボーナストラックという扱いになっています。
1 Dans La Pluie
2 Citt? Di Mezzo
3 Soft Focus
4 Impasse
5 Trilogy (A-Private Eye; B-Colours; C-Closed Room)
6 Via Del Campo
7 Gare Des Ombres
8 L'elefante Nel Negozio Di Cocci
9 Noir451

ということで、基本的には、e.s.t.、bad plus系大仰なピアノトリオの部類に入ると思いますが、よりクラシックな要素を感じるというか、美しさが優先された感じで、外向きというよりは、内向きな感じが強いでしょうか。
で、その分(になるかどうか)彼らほど大仰にはならず、ここぞというところ(概ね曲の後半か?)で、エフェクトが入ってググッと盛り上げて ってところで、そっち系を主張するような感じになると思います。
それと、いくつかの曲で、どこかで聴いたことのあるメロディが(しばし露骨に)顔を出すのがご愛敬というか..(^^)


総じて、内向き傾向により盛り上がりには欠けるので、一聴の引きは弱いので??って感じる部分もあるのですが、じっくり聴いているとじわじわ引き込まれるような良さはしっかり持っているので、買って損はないと思います。
その変わり、しっかり聞き込むことが条件です。


Chat Noir "Decoupage"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2631253)

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