Alex Riel Trio "The High And The Mighty"

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Alex Riel Trioと言えば、前作"What Happened"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/1215920)が巷でかなり話題になっていまして、当時自身もなにげなく買い込んでいたのでありました。
その後、結局2005年のジャズの最大ヒット作だったと知ったのでありますが、オーソドクスな王道ピアノトリオなので一般的にはこういうのがうけると言うことなんでしょう。

その当時のライブがアルバムになったと言うことで、ちょっと前に話題になっていた盤です。
すでに、HMVでは入手困難になっていますが、ユニオンだとまだ店頭に並んでいると思います。

メンツは、当然ながら前作と同じで以下の通り、2005年10月15日コペンハーゲンのジャズハウスでのライブ収録です。
Alex Riel (ds) Heine Hansen (p) Jesper Lungaard (b)

演奏曲は以下の通りの12曲で、特にスタジオ盤の再現って感じではありません。
まぁ、他人の曲を多く演っているので、スタジオ盤の再現をする必要も、そう言う要請も無いとは思いますが..
1 Long Ago and Far Away
2 Emily
3 U-Turn
4 I Cant't Get Started
5 The Shadow of You Smile/The Cuckoo Song
6 Hi-Lilli, Hi-Lo
7 Idaho
8 Body and Soul
9 The High and The Mighty
10 The Way You Look Tonight
11 Smile

で、演奏ですが、北欧のクールさ、クラシックを基調とした雰囲気というのが希薄でありながら、米国系のバタ臭さも無いと言う感じで、それが良い方向に作用している感じで◎です。
とはいえ、適度な緊張感も感じられるし相応に気合いの入った演奏で、聴き応え充分ではあります。
途中何曲か、とてもユーモアたっぷりの演奏が入っていたりして、ライブならではの楽しさも満喫できます。
でも客に媚びている感じではないので、それが興を削がれるということもありません。

でもエバンス濃度が濃いという感じはありますかねぇ。

Alex Riel Trio "The High And The Mighty"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2650620)

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