chick & hiromi "DUET"

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チックコリアと上原ひろみのデュオ演奏は、たしか昨年の東京JAZZでの共演で意気投合して一気にアルバム作りにまで、話が進んだようなことをどこかで読んだような気がします。

2007年9月の2日間にBN東京でのライブ収録となっています。
って、ことは、意気投合して、BN東京公演を追加して、それを録音したって話だったか..
記憶定かじゃないっすねぇ(恥)

いずれにせよライブの会場に足を運んではいませんが、たしか東京JAZZをラジオでちょろっと、聴いた記憶がありまして、たしかに凄い演奏(というか、かなりハイテンション)になっていたような..

それを、耳にだけ意識を集中させて聴くことが出来るのは、なんとも楽しみな事態であります。


メンツは、そういうわけで、この2人だけです。
演奏曲は、以下の通り、全部で12曲のくせして2枚組です。
1. Very Early
2. How Insensitibe
3. Deja Vu
4. Fool on the Hill
5. Humpty Dumpty
6. Bolivar Blues

1. Windows
2. Old Castle,by the riber,in the middle of a forest
3. Summertime
4. Place To Be
5. Do Mo
6. Concierto de Aranjuez

BN東京公演は、概ね1set1時間程度で1日2setなので、それがそのままあてはまれば4set分収録して、そのベストテイクを2set分集めたということになるのでしょう。

さて、演奏ですが、これは凄いです。
初共演ではないのでお互いの出方はある程度判っている分、最初から5合目くらいから始まっている感じでノッケからガシガシ行ってます。
多少の気心知れた感じの中で繰り出される音と、ジャブの応酬が醸す緊張感、微妙にお互いの出方を探っているのが垣間見れる部分、息が合ってテンション上がりまくりの弾き倒しとか"うはうは"しながら聴いてしまいました。

全体的に双方いろいろ繰り出してますが、しいて言えば、チャレンジャーhiromi+好サポートchickって感じになるんでしょう。
いろいろ繰り出すのは、hiromiのほうって感じる部分が多い気がします。
でも、chickもそれに乗りつつ、違うアプローチで発展させるとかそんな感じで、たまにchickが荒技に出ると、ちょっと怯んだhiromiが・・とか(笑)

いずれにしても、この盤は満足度高いです。
いますぐ買って、聴き倒すほどに聴きこんでください(笑)


chick & hiromi "DUET"(http://www.hmv.co.jp/product/detail/2652493)

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